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La Sana Out of Home


SMDOにてキービジュアルのアートディレクション、グラフィックデザインを担当させていただきましたヘアケアブランド「La Sana」と5人組ダンスボーカルグループ「M!LK」でリーダーを務める吉田仁人さんとのコラボキャンペーン「今日はどの仁人と過ごす?ラサーナで髪も心もきらめきデイズ」の#ラサーナきらめき広告ツアー が掲出されました。【実績ページはこちら】
キャンペーン特設サイト
https://www.lasana.net/campaign/kirameki20251110/
公式X
At SMDO, we handled the key visual art direction and graphic design for a collaboration campaign between La Sana and Jinto Yoshida of M!LK.
The #LaSanaKirameki Advertising Tour has now been unveiled.














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Fujikoshi Rebranding interview【Part2】



株式会社富士越/代表取締役社長
平川 大祐
1994年8月 有限会社富士越を設立
1994年11月 株式会社小田急百貨店と取引開始
1995年1月 株式会社伊勢丹と取引開始
1995年9月 株式会社松坂屋と取引開始1995年10月有限会社 富士越を組織変更して 株式会社富士越とする
1995年11月 株式会社 十字屋と取引開始1996年11月株式会社 セゾンダイレクトマーケティングと取引開始
1997年1月 株式会社東急百貨店と取引開始
1997年6月 インペリアル・エンタープライズ(Ⅰ・E・Ⅰ)株式会社と取引開始
1998年10月 株式会社ダイエー O・M・Cと取引開始
2000年5月 株式会社髙島屋と取引開始

Sano Minami Desogn Office 代表/アートディレクター
佐野 みなみ
1983年11月03日生まれ。東京理科大学理学部化学科卒業 東京理科大学大学院理学研究科 化学専攻中退
その後、第一種特待生としてバンタンデザイン研究所グラフィックデザイン学科入学。
C.T.T.P (現 信藤三雄事務所) インターン在籍後2009年4月より2010年4月まで 合同会社OPERA (現 株式会社ヴィーナス・スプリング ) に在籍。グラフィックデザイナーとして勤務。
2010年4月より独立しSano Minami Design Officeを設立。
2023年から3年連続でグラフィックデザイン年鑑『MdNデザイナーズファイル』にて最前線で活躍しているトップクリエイター&次世代を担う若手デザイナー255組の1人として掲載されている。


クライアントに指摘をいただくことはあってはいけない
厳しいチェック体制がクオリティを底上げする
− 他のデザイン事務所と比べて、SMDOのどんなところに高クオリティを感じましたか?
平川様: 事前に社会のトレンドや事例を圧倒的量でマーキングをしてくれるところですね。
1回目の打ち合わせ時は幅広めに出してくれているので80%のクオリティなわけですが、その中にすでに“100%のクオリティ”の提案が埋まっているイメージなんです。
その中で1~2個を選択したら、あとは私が思っている100%をずっと超えていっていただける。
一番大きかったのは、動画の制作ですね。佐野さんは「富士越の世界観を活かすならこんな動画のこれを参考にすべき」という風にストーリーとして汲み取っていただけるのがすごい。佐野さんの中の“富士越らしさ”が出来上がっている。その理解があってこそ、初動からクオリティが高いと感じています。
佐野: 例えばブランド紹介動画を制作するとしたら、ラインナップを全て紹介するのではなく一つ一つ紹介した方がいいと思っています。
ネックレスを紹介する動画、指輪を紹介する動画、と分けることによって、それを購入するリンクにつなげると購買意欲をそそるSNSの展開につなぎやすい。
最初から全てのラインナップを紹介するよりも、それぞれの商品で分けて動画にすることで、ネタは商品の数だけどんどん増えていくわけで。
割と感覚的なブランドの世界観と機能面を併せて意識しつつ、ご提案させていただきました。


− 今までのデザイナーとしての経験値が、提案の明確さにつながるわけですね。
佐野: あとは、私がイメージした世界観がうちのデザイナーに伝わるように、何度も修正を繰り返しているので。それでいいと思ったものを平川さんに提示している経緯があるので、結果私がイメージしているものをガツっとお出しできている部分もあります。
平川様: そう!何度もチェックしてるスピード感じゃない仕上がりで出てくるんです!どうやってるのか聞きたかった(笑)。
佐野さんとのコミュニケーションの中で世界観が醸成されているからこそ、どんどん速くなっていく感覚を私はずっと感じていて。
それこそSNS投稿のフィードは最初1~2ヶ月分で依頼したのに、一気に半年分出来上がってきて。「デザインが溢れてきて6ヶ月分になりました」と(笑)。
スタッフ皆さんそれぞれが富士越らしさを汲み取ってくれて、これもいい、これも採用しようと。結果的にどれも捨てられないものとして残ったというエピソードはすごく印象に残りましたね。
佐野: メインのコミュニケーションは私と平川さんでやらせていただきましたが、たまに各作業担当のスタッフとやりとりしていただく事もありますね。
白鳥が水面下でガーッと足を動かして泳いでいるように、多くのスタッフの作業があって、水面上で私がスッと平川さんにお伝えするイメージです。
裏側のやり取りはすごい物量になりますし、1日に富士越案件でトータル7人ぐらいとやりとりを進めています。うちのデザイナーも「佐野もまたこんなに修正送ってきて…」って気持ちはあると思うんですよ。
でもそこでクライアント様にご指摘をいただくようなクオリティはあってはいけないと思っています。
ちゃんとしたクオリティで安心できるレベルのものをお出ししますし、決め打ちじゃなくクライアントさんに選択肢を持っていただきたいなと。



平川様: 個人的な体験談として、コンサルのときは各担当者さんと細かいところまで話したいタイプなんです。自分が伝えるニュアンスと、伝聞形式で担当者から違う人に伝わっていくニュアンスに必ず差が出てしまうので。SMDOとのお仕事でそうならなかったのはすごく不思議だな、と。
佐野さんのレスの速さによって「伝わってないかも」と思うことが1回もなくて、上がってきたものが私のイメージと違うこともなかった。
佐野: ありがとうございます、そう言っていただけて嬉しいです。
うちのスタッフにはもちろん、お客様との打ち合わせ動画を収録したものをまるっと見てもらって、やり取りも絶対一通り見てねと伝えています。
その上でこういうものを作ろうとしてるんだよ、ということを細かく共有するので、齟齬が少ないのだと思います。
私のジャッジがあった上で必ずお客様に提示するよう徹底しているので、最終的に必ず私というフィルターを通す以上、間違った濾過のされ方はしないという自信があります。
平川様: そういった部分もノーストレスでしたね。私自身こだわりがある自覚もありますし、これだけの速さで制作物ができたのはSMDOのそうしたスピード感が大きいと思います。
下:SMDOが提案したWEBサイト用のイラストレーション
Website Illustration Concept by SMDO


− ウェブデザインの初回が出てきたとき、どんな印象を持ちましたか?
平川様: 初めて「選べない」と思いました。
コメント1回目で「どれでHP出してもいい」とお伝えした記憶があります。その中であえて優劣をつけるなら、という目線でやり取りをさせていただいて、6つの提案をいただいた際に佐野さんがコメントとして、「どう他社に負けない富士越しらしさを出すかよく考えた方がいい」と伝えてくれたんです。
それによって色々考えることができましたね。
佐野: 平川さんは冷静な目線で見てくださる方なので。
例えばターゲット層の方にちゃんとヒアリングしたり、社内でリサーチもご自身でされた上でジャッジされるんですよね。そうしたところも素晴らしいなと思いました。
物撮影、モデル撮影、動画撮影の三軸で稼働
SMDOのチームビルティング力で実現した12時間撮影
− ビジュアルのディレクションや撮影業務については何かエピソードがありますか?
平川様: 今回、すごく無理を言って佐野さんのオフィスで3箇所同時撮影していただいたんですよ。香盤表の細かさと量の多さで、本来1日12時間くらいで撮影するものではないのが分かると思うんですけど…(笑)。

下:撮影の際に使用した香盤表
The shooting schedule used during the photoshoot

下:世界観の表現のすり合わせ
Aligning on the expression of the overall brand/worldview.


佐野: 物撮影とモデルさん撮影、動画撮影の軸を作って三軸撮影でした。
私は撮影現場にいるけど、基本的にZOOMでカメラマン3人と繋がって、画面共有してもらって進めました。
違う部屋でそれぞれ撮影してもらうのですが、テストシュートしたらクラウドにアップしていって、それを平川さんに見てもらって、気になるところがあるか現地で確認してもらう。三軸の3人のカメラマンと現場でやりとりをしながら、現場にいるのにオンライン撮影のような方式で実施しました。
結局カメラマンやスタイリストって1日のギャランティーでいくら、という拘束時間でお金が発生しますよね。普通この物量を撮るのって一般的には2~3日かかっておかしくない量なんです。
でもお客様にとったら私が1日稼働するのと3日稼働するのでディレクション料金も全然変わってくるわけで。1日でコンパクトに撮れるなら結果的にコスパもいい、お客様にお得だと思っていただきたいので。
ただ、カメラマンさんの立場で見ると同じ現場に別のカメラマンさんがいるので、関係性ができていないとバチバチになる可能性もあります。
SMDOのチームとして撮影を乗り越えてきた、信頼関係があるカメラマンを選んでチーム変成したので、撮れ高もすごい量でしたね。
平川様: 佐野さんのチームビルディング力を実感しましたね。
佐野: この撮影方法でできると判断した理由は、平川さんの決断力の速さありきでした。
代理店さんが入っているようなプロジェクトの場合、まず代理店の担当者が3~4名いて、そこで悩みます。で、クライアントも何名かいて決断があります、と。決定権、意見を出す方が何名もいて「そこで一回揉みます」みたいなプロジェクトだと、この三軸撮影はまず無理なんですよ。
一回撮って「平川さんどうですか?」「オッケーです!」というスピード感でいけるってことが今までのSlackなどのやり取りでわかっていたので、じゃあ平川さんだったら三軸撮影でコスパよくいけるかなと。
平川様: この角度が良いとか色みの濃さ、レタッチのイメージとか、そうした感性が私と佐野さんで近い部分があって。その辺を議論する必要がないのも気持ちよかったですね。
撮影中1~2分くらいでレタッチのイメージをその場で作ってくれる。世の中で素敵だと思われているものの中で、好みが系統として似ているんです。

下:ジュエリースタイリングのイメージ
Jewelry styling image by SMDO

佐野: そうなんですよね。平川さんってクリエイターではないんですけど、審美眼的なものはアートディレクター並みにある方だと思っていて。
結局アードディレクションやデザインって整理技術みたいなところがあるので、コンサルとも近いところがあるし、クリエイティブの作り方の判断とか心理を感覚的に分かっていらっしゃる。
私もある意味デザインのコンサルみたいな職業なので、そう言った部分でも平川さんとは親和性が高いのかもしれないですね。
好みが似てるエピソードとしては、竹尾さんという紙の業者があって、たくさんの種類があるんですが、その中で平川さんがピックアップしたグムンドというめちゃくちゃいい紙があるんです。
グムンドはそもそも取り扱っている店舗が結構少ないのですが、その中でグムンドを選んでくる平川さんに驚いてしまって。選んだグムンドのシャンパンゴールドは私が本当に大好きな紙で、それを平川さんが持ってきた時「シンクロ率ー!」って驚いちゃいました(笑)。
今回のお仕事をさせていただいた3ヶ月間のやり取りでお互いの信頼感も生まれてきて、よりシンクロ率が高まってきたと思いますね。


平川様: 私はアートという世界は右脳の世界だと思っていたけど、佐野さんは右脳と左脳を両方使える方だと思いました。私自身はずっと左脳を使って生きてきたのですが、この3ヶ月で右脳側を使って初めて仕事してみて、左脳側も刺激されている感覚がありました。
今回以上のクオリティがここから出るかわかりませんが、私自身のもし次のブランドを作るチャンスがあれば、なるべく今回を越えたいと思っています。
それくらい今回のデザインやビジュアルは気に入っていますね。
デザイナーで、ふわっとした言葉で「なんとなくこう」みたいな伝え方はできても「この水彩画はグラデーションがこれくらいの濃さからこの濃さまで」というように具体的に解像度高く言語化できる方ってあまりいないんですよ。
佐野さんの場合は、その表現がしっくり来る。テキストベースで言われるからこそ、見返した時「そういう世界線だったな」と感じられた私の中で納得や理解がしやすかったですね。
佐野: 平川さんの中でも、ブランドのイメージは固まっていらっしゃるんだけれどもそれをどう形にしていいか分からないところはあったと思うので、そこを言語化するお手伝いが私たちの仕事の本質でもあるんですよね。
なのでヒアリングもお時間かけてさせていただいて、分析をして候補をお出しして選んでいただくやり方を取っていますが、それは私が理系だったから出てくるやり方なのかも。理系の研究って、いっぱい検証してやってみないとわからないところもあったので、検証してご提示する流れはSMDOの特徴かなと思いますね。

下:パッケージに使用するホットスタンプのカラーバリエーション検証の様子
The process of examining color variations for the hot-stamping used in the packaging.


− 思い出のエピソードはありますか?
平川様: 撮影を段取りしていたときに、ケータリングでラーメンを食べたいという話が出て。ケータリングのイメージっておにぎりとかオードブルとか冷たいものが多いけど、出来立てのあったかいもの食べて欲しいじゃないですか。
そこで、私の知人に「ラーメン屋さんでケータリングできるところ知りませんか?」って聞いてみたら「ちょっと聞いたことないですね。でも自分もラーメンフェスとか出てますし、僕で良ければ出張行きますよ」って引き受けてくれて!
撮影中、みんなであったかいラーメン食べて撮影してすごく楽しかったので、今後続けていこうと思っていますね。
佐野: 今までラーメン屋さんが出張で来てくれる撮影の経験がなかったし、そぼろ丼とかトリュフの香りがするラーメンとか出てきて、うちの撮影チームもテンション爆上がりでした(笑)。
下:ロゴデザインのシステムガイド
Guidelines for the logo design system

− 今後SMDOとこんな仕事を一緒にしたい、こんなことを頼みたいなどの希望があれば教えてください。
平川様: 私としては、これからブランドをまだまだ増やしていきたいと思っていて。サブブランドのようにしても良いし、全然違うテイストでも作りたいなと。
世の中ではこれだけ幅広くファッションが展開していて、それに合うジュエリーはそれぞれ違っているし、個人の好みも多種多様です。SNSの小さなコミュニティという世界観を活かして「1000人に愛される小さなブランド」を50ブランド以上作りたい。SMDOとは、今後もそうした仕事を一緒に作っていきたいですね。
あとは、ジュエリーじゃなくても良いので佐野さんの世界観でブランドを立ち上げるのはやってみたいなぁと思いますね。


佐野: やりたーい!
現在私自身がお家探しもしているので、ジュエリー×インテリアのデザインも最高ですよね。
平川様: ジュエリーに直接関係あるものじゃなくても、関連のある周辺のプロダクトをデザインして作っていけたら、と思っています。
あとは、NOMIくんとMUUちゃんのコラボも考えていきたいですよね(笑)。
佐野: 最高ですね! こんなに素晴らしいクライアントさまがいていいのだろうか?
本当に長いお付き合いさせていただけたら私も嬉しいです。今後ともよろしくお願いいたします!


ブランドプロフィール
Fujikoshi
富士越はジュエリー&アクセサリーの会社です。
テレビ通販や百貨店通販などで販売する
ジュエリー・アクセサリー商品の企画から提案、卸しを営んでいます。
テレビ通販番組に出演して商品解説もする会社です。
ジュエリーは生活に必要不可欠なものではありません。しかし、お気に入りに出会えたときの高揚感、
身に着けたときの幸福感・満足感はいつの時代も変わらず続いていくものと確信しております。
お客様の笑顔のために富士越はジュエリー&アクセサリーを創り続けてまいります。
Instagram : https://www.instagram.com/fujikoshi_jewelry/
ファッションブランド 担当事例


Fujikoshi Rebranding interview【Part1】


「Fujikoshi」の実績ページはこちらからご覧ください。
https://sanominami.com/project/stitch-hotel-kyoto/
公式サイト
ECサイト
https://fujikoshijewelrystore.com/

株式会社富士越/代表取締役社長
平川 大祐
1994年8月 有限会社富士越を設立
1994年11月 株式会社小田急百貨店と取引開始
1995年1月 株式会社伊勢丹と取引開始
1995年9月 株式会社松坂屋と取引開始1995年10月有限会社 富士越を組織変更して 株式会社富士越とする
1995年11月 株式会社 十字屋と取引開始1996年11月株式会社 セゾンダイレクトマーケティングと取引開始
1997年1月 株式会社東急百貨店と取引開始
1997年6月 インペリアル・エンタープライズ(Ⅰ・E・Ⅰ)株式会社と取引開始
1998年10月 株式会社ダイエー O・M・Cと取引開始
2000年5月 株式会社髙島屋と取引開始

Sano Minami Desogn Office 代表/アートディレクター
佐野 みなみ
1983年11月03日生まれ。東京理科大学理学部化学科卒業 東京理科大学大学院理学研究科 化学専攻中退
その後、第一種特待生としてバンタンデザイン研究所グラフィックデザイン学科入学。
C.T.T.P (現 信藤三雄事務所) インターン在籍後2009年4月より2010年4月まで 合同会社OPERA (現 株式会社ヴィーナス・スプリング ) に在籍。グラフィックデザイナーとして勤務。
2010年4月より独立しSano Minami Design Officeを設立。
2023年から3年連続でグラフィックデザイン年鑑『MdNデザイナーズファイル』にて最前線で活躍しているトップクリエイター&次世代を担う若手デザイナー255組の1人として掲載されている。

3ヶ月でリブランディングビジュアルをリリース
初手から情報量多めのSMDOの初回打ち合わせ
− まずはじめに、株式会社富士越様の沿革をお聞かせください。
株式会社富士越 平川様(以下 平川様): 富士越は、30年以上卸しだけでやってきたジュエリーの会社です。前のオーナーは元々御徒町のジュエリーの卸会社で働いていたのですが、33歳の時に富士越を起業されました。
伊勢丹やテレビ局各局、通販チャンネルQVCなどへの卸しを中心に、少しずつ事業拡大し現在従業員13名。元オーナーが65歳を迎える年に事業を引き継がせていただきました。
業種としてはジュエリーの卸しで、客先は割と固い取引先ですが、富士越というブランド名は世の中には全く知られていないブランドです。


− 改めて富士越をブランドとして世の中に知っていただくために、SMDOにリブランディングの依頼をされたということですね。
平川様: テレビで通販番組を見る方が少なくなったり、百貨店に行く人も減ったりしている状況で、富士越のようなブランドには生き残り戦略が必要です。
小さくなっていく市場の中で、30代の私に事業を引き継がせようと思ったのは、そうした戦略を期待していただいた部分もあったんだと思います。
今年8月に引き継ぎをした後、年内にリブランディングビジュアルをリリースしたいと考え、かなり急ぎの案件としてSMDOに依頼をさせていただきました。
下:SNS用の広告デザイン
Advertisement design for social media

− 8月に引き継いでからリブランディング即スタート、11月にリリースされた。かなりの超特急ですね。
平川様: そうですね。
私は元々大手総合商社で保険を扱う部署だったので、デザインの発注経験などはなく業界標準的なリードタイムやスピード感について知識がなくて。
自分でAIでデザインを作れないかも検証したのですが、顧客ニーズをつかんだ良質なものを作るのはAIではまだ現実的ではないなと。そこで弊社内にいた佐野さんの友人が「佐野さんだったら間に合うかもしれない」と紹介してくれました。
8月の半ばに初めてお会いして、事例紹介や進め方までご提案いただき即決でしたね。

下:SMDOが提案したパッケージデザイン
Package Design Concept by SMDO




− 依頼しようと思ったポイントは何でしたか?
平川様: 打ち合わせ時の情報量の多さと、圧倒的に調べてくださるところです。「業界での流行」や「他ブランドの施策」などの情報を、圧倒的な調査量の上で提示してくれる。
そうした情報量+佐野さんのセンスでスクリーニングされた提案が来るところが、SMDOの魅力だと思います。初回提案からすごいクオリティのものが出てくるんですよね。
素早い提案はやはりリサーチに欠けることが多いし「作り込もうとすると調査に2ヶ月かかります」というパターンもありました。コンサルをやっていた私の感覚では、調査に2ヶ月は遅い。
そうしたスピード感がSMDOはピカイチです。
佐野: SMDOが他社ジュエリーブランドのリブランディングを過去に経験していることも、実績として安心感を持っていただけたかなと思います。
我々はビジュアルを大事にする案件やウェブサイト制作の実績もあるので、そういうポイントを見てご依頼いただけたなら嬉しいですね。



多方向からの的確なアドバイスで顧客の要望を明確化
− 実際に依頼してみて、SMDOとの仕事はいかがでしたか?
平川様: 佐野さんは本当にレスが速くて…私自身、レスが速い自信があったのですが「負けた!」と思いました(笑)。
ものすごいスピード感で的確にアドバイスが来る。これが一番安心感につながる部分でした。そんな中でも「やめた方が」というアドバイスも実はいただいていて。それによって私が危ない方向を選択するのを回避したことがいくつかありました。
お客さんの気持ちに寄せて進めて決めていく人も多い中、私としてはすごく進めやすかったです。
佐野: 平川さんはすごく素直なんです。私が「これは違うと思いますよ」というアドバイスをしても、全部鵜呑みにするわけじゃなく、平川さんのご判断でしっくりきたものを取り入れられるというか。
富士越のロゴを最初に決める際にも、平川さんがしっかりした考えをお持ちで「こういう感じで進めようと思うんです」とAIで作ったイメージをご提示いただいて。
今後AIはどんどんクリエイティブに活用されていく時代ですが、今AIは著作権の部分がグレーだったり、ビジネスとして使うためにはまだリスクがあると思うんです、とお話しして方向転換したんです。
平川さんがいいなと思ったものに対してのエンジンのかけ方、考えの切り替えスピードは、私が今まで取引させていただいたクライアント様の中でも一番でしたね。

下:SMDOが提案したWEBサイトのデザイン
Smartphone Website Design Concept by SMDO


− SMDOの印象を教えてください。
平川様: AIに絶対邪魔されない“生き残るデザイナー”さんだと思っていて。
私自身もコンサルをやっていて、淘汰の危機を感じることがあるんです。パワポ制作、調査などの作業もAI化が進むし、特に新人/若手のコンサルはいらなくなるんじゃないかなと。ただ、AI化が進んだ後でも”残る人”というのは、これまで自分で見定めたり、手を動かした経験を泥臭くしてきた、そのものごとに対して実態の理解や手触り感を持った人だと思うんです。今は過渡期でAIを使えるだけで優位に立てる時代ではありますが、最後に全員がAIを使うようになったときには、結局は個人の能力や経験に収束して、スクリーニングをかけられる人が残っていくだろうなと。佐野さんは絶対にそうなる方だな、と思っています。
佐野: ありがたいですね。
個人的には全くAIを導入すべきじゃないかといったらそういうわけではなくて、例えば撮影に関して今のAI技術で多少効率化できるならすればいいと思いますし。ベースを我々の方で作って、それを効率化するためにAIをどんどん使っていきたい。うまく利用して効率的に良いものができれば、と私も思っています。


ブランドプロフィール
Fujikoshi
富士越はジュエリー&アクセサリーの会社です。
テレビ通販や百貨店通販などで販売する
ジュエリー・アクセサリー商品の企画から提案、卸しを営んでいます。
テレビ通販番組に出演して商品解説もする会社です。
ジュエリーは生活に必要不可欠なものではありません。しかし、お気に入りに出会えたときの高揚感、
身に着けたときの幸福感・満足感はいつの時代も変わらず続いていくものと確信しております。
お客様の笑顔のために富士越はジュエリー&アクセサリーを創り続けてまいります。
Instagram : https://www.instagram.com/fujikoshi_jewelry/
ファッションブランド 担当事例


GODIVA FY26 VD Amao Strawberry Langue de Chat Cookies Assortment


チョコレート・ブランドGODIVAより
「ゴディバ バレンタインデー コレクション あまおう苺ラングドシャクッキー」が発売されました。
SMDOでは「ゴディバ オータム コレクション あまおう苺ラングドシャクッキー(4枚入、8枚入、18枚入、30枚入)」のパッケージのアートディレクションとデザインとイラストを担当させていただいております。
全国の有名百貨店内ゴディバショップおよびゴディバ専門店にて是非お手に取っていただけましたら幸いです。

オンラインショップ
4個入
https://www.godiva.co.jp/shop/g/g208643/
8個入
https://www.godiva.co.jp/shop/g/g208716/
18枚入
https://www.godiva.co.jp/shop/g/g208717/
30枚入
https://www.godiva.co.jp/shop/g/g211309/
2026年1月8日(木)~5月19日(火)予定


From the chocolate brand GODIVA, the “GODIVA Valentine Collection Amao Strawberry Langue de Chat Cookies Assortment” has been released.
SMDO has been responsible for the art direction and design and illustration of the packaging for the “GODIVA Valentine Collection Amao Strawberry Langue de Chat Cookies Assortment”.
We hope you can pick up a box at GODIVA shops inside famous department stores nationwide or at GODIVA specialty stores.
Art Direction : Minami Sano(SMDO)
Assistant Direction : Shinnosuke Nakasone(SMDO)
Chief Graphic Designer : Yuichi Ikehata(SMDO)
Graphic Designer:Machiko Terada(SMDO) Yuko Onda(SMDO)
Illust : Fumiko Yamane(SMDO)

GODIVA FY26 VD Sablés Chocolat Strawberry Assortment


チョコレート・ブランドGODIVAより
「ゴディバ バレンタインデー コレクションサブレショコラ ストロベリーアソートメント」が発売されました。
SMDOでは「サブレショコラ ストロベリーアソートメント(3個入 、 5個入、 9個入、 14個入」のパッケージのアートディレクション、デザイン、イラストを担当させていただいております。
全国の有名百貨店内ゴディバショップおよびゴディバ専門店にて
是非お手に取っていただけましたら幸いです。

オンラインショップ
3個入
https://www.godiva.co.jp/shop/g/g210417/
5個入
https://www.godiva.co.jp/shop/g/g208716/
9枚入
https://www.godiva.co.jp/shop/g/g210419/
14枚入
https://www.godiva.co.jp/shop/g/g211309/
2026年1月8日(木)~2月15日(日)予定


From the chocolate brand GODIVA, the “GODIVA Valentine Collection Sablés Chocolat Strawberry Assortment” has been released.
SMDO has been responsible for the art direction and design and illustration of the packaging for the GODIVA Valentine Collection Sablés Chocolat Strawberry Assortment” .
We hope you can pick up a box at GODIVA shops inside famous department stores nationwide or at GODIVA specialty stores.
Art Direction : Minami Sano(SMDO)
Assistant Direction : Shinnosuke Nakasone(SMDO)
Chief Graphic Designer : Yuichi Ikehata(SMDO)
Graphic Designer:Anju Mori(SMDO) Yuko Onda(SMDO)
Illust : Fumiko Yamane(SMDO)

SMDO×Rika Tsutsui interview


アートディレクター佐野みなみとヘアメイクアップアーティスト筒井りか
10年間の軌跡やこれからの展望についてに語り合う
雑誌 カタログ 広告 web媒体等で活躍するヘアメイクアップアーティスト・筒井りか氏と、SMDO代表の佐野みなみ。10年来の二人が出会いからこれまでのお仕事の軌跡を振り返りながら、アートディレクターとヘアメイクの関係性、そしてこれから挑戦したいことなどについて語ります。

ヘアメイクアップアーティスト
筒井りか
アシスタントを経て2015年独立。Cake management所属。2023年よりFleelance。
雑誌 カタログ 広告 web媒体等で活動中。
WEBサイト:https://rikatsutsui0913.wixsite.com/tsutsui-rika
Instagram:https://www.instagram.com/d_zon/

Sano Minami Desogn Office 代表/アートディレクター
佐野 みなみ
1983年11月03日生まれ。東京理科大学理学部化学科卒業 東京理科大学大学院理学研究科 化学専攻中退
その後、第一種特待生としてバンタンデザイン研究所グラフィックデザイン学科入学。
C.T.T.P (現 信藤三雄事務所) インターン在籍後2009年4月より2010年4月まで 合同会社OPERA (現 株式会社ヴィーナス・スプリング ) に在籍。グラフィックデザイナーとして勤務。
2010年4月より独立しSano Minami Design Officeを設立。
2023年から3年連続でグラフィックデザイン年鑑『MdNデザイナーズファイル』にて最前線で活躍しているトップクリエイター&次世代を担う若手デザイナー255組の1人として掲載されている。
– 出会いと10年の歩み
佐野:私たちが出会ったのが実はもう10年以上前ですよね。
筒井:そうですね、あっという間に10年経ちましたね。
佐野:2014年にね、筒井さんが私に営業メールを送ってくれたところから、このお付き合いが始まったんですが、その時なんで私を見つけてくれたんですか??
筒井:たしかホームページを見させていただいて、 思い切って連絡したんですよね。 何社かアポイントを取ったんですけど、 みなみさんが本当親身に返事を返してくれて。 お返事来た!みたいな感じでした。
佐野:初めてもらったメールをこの前探してみたんですけど 初々しいメールをでしたね笑すごく私のことをまず褒めるところから入ってくださってるんです笑 佐野様のお仕事で、多岐にわたるご活躍を拝見いたしましたっていう。やはり褒められると、私もすごく気分が良かったので笑
筒井:すごくうれしいですね。 あのメールも、私はすごく時間をかけて絶対見てほしいって気持ちを伝えたくて、かなり練ってますね。


佐野:私、独立して15年ぐらい経って、デザイン書とかにもいっぱい掲載いただく機会が増えたので、 正直フォトグラファーさんとか、ヘアメイクさんからこういうブック見てくださいっていう営業メール、すごいいただくんですよ。そうした中で筒井さんの何が良かったかというと、 10年前じゃないですか、私も独立して、5年近く経って、こうそろそろ脂が乗ってくるけれども、まだバンバン営業メールがもらえてない段階のアートディレクターだったんですね。 そんな中で私を褒めたたえるメールが来たら、気分もよく、タイミングはもうバッチリだったってことです笑
筒井:うれしいです。あのあとすぐにスケジュールを合わせてくださって。ブック見せまでこぎつけたのは本当に嬉しかったです。
佐野:ヘアメイクさんの中で独立したばっかりで営業を考えている方とか、これはもしかしたらフォトグラファーさんにも関係あるかもしれないけど、私、別に大御所じゃないけど、独立して年数が経ってる人よりかは、5年目とか3年目とかぐらいのアートディレクターにアポイントを取るっていうのは、1つ狙い目というか、営業が獲得しやすいのかなって思います。 私と筒井さんもブック見たのがやっぱり1つのきっかけになって、 そこから1個お仕事を振ってから、それで10年の付き合いでいろんな案件を一緒にやっていますね。 そういう関係性になれる可能性を秘めているので、勇気を出してメールを送るっていうのはすばらしいし、 筒井さんは私の中でドンピシャで大成功でした。
佐野:まだご招待できるような立派な事務所を構えているわけじゃなかったので、当時は新宿御苑のあたりに住んでて、近くのカフェの待ち合わせをして、そこでブックを見させてもらったよね。
筒井:確かアナログのブックでした。 当時はあんまりPDFとかデジタルが浸透してなくて インスタとかで作品バンバン載せるみたいな場所もなかったんで、その大きなブックをこしらえていろんなところに抱えていった記憶があります。
佐野:そうそう。でもそのブックが素敵だったのよね。あと作品もそうだけど、何よりすごく話しやすかった。 筒井さん自身の見た目もすごく可愛らしかった。あの時ボブっぽい感じで、 すごくアーティスト性もあって、センスもありそうな感じがありました。笑
筒井:ありがとうございます! 当時のブックを見返して今よりちょっとアーティスティックなコンセプトが好きだったんです。内容も私はこういうのが得意ですみたいな感じがすごくぐちゃぐちゃになってて、今思えば良かったのか、悪かったのか、、、勢いはあったけど。


佐野:やはりそこで何が伝わってきたかというと、 そのセンスの良さや技術力というのはもちろん伝わってきて、ただリアルなお仕事ってオシャレなことばっかりじゃないから、実際にそういう時にどうなるのかなっていうのはありました。 だからこそ一番最初にお願いした案件っていうのは、割と気楽にお願いしやすい案件からスタートしたっていうところはあると思うんですけど、あれから10年ぐらい経っていろいろブックを見るときに、私が今どういう目線で見るかというと、リアルなお仕事につながるかどうかっていうところを私は見るんですよね。
だから今だとやはり作品作りがすごく多くて、ビジネスの実績が少ない方だと、実際のお仕事の現場でこの人どう動くのかなとか、クライアントからむちゃくちゃなオーダーがもし入った場合、 対応できるのかなとか、そういうところを考えるんですよね。 でも、ビジネスのお仕事の実績がいっぱいあって、 その上で素晴らしい作品がいっぱいあるとクライアントさんとか、ディレクターとのコミュニケーションをうまくやりつつ、 いいものを作れる方なんだなっていう。 そういう目線で今見ています。
筒井:だから当時のみなみさんと今のみなみさんでは、 きっと抱えているお仕事の量とか、大きさも全然違うから。 おそらく私本当タイミング良かったってことですよね。
佐野:お互いにね! 今の筒井さんが今の私に営業したら、 それはそれでマッチングするし、 当時の筒井さんと当時の私もマッチングしたはずだから いつでもマッチングするっていう笑
佐野:そういうところから、もう10年を経ちましたけれども いろんなことを私たちは乗り越えてきましたね。一番最初は、私がすごくお世話になっている社長さんが立ち上げた、アプリのキービジュアルみたいな撮影で、今で言うと、インフルエンサーさん的なモデルさんを撮影するという案件を、まず最初にお願いしたんですよね。そこからオーディオテクニカさんの案件だったりとか、ファッションブランドさんだったりとか、本当に広告案件からファッションブランド系から先日もカラーコンタクトのブランドのキービジュアルだったりとか。私がお願いしているヘアメイクさんが筒井さん以外にも何名かいますけど、筒井さんはその中でもやっぱりすごく数多いですよね。
10年も一緒にやってるとファッション案件で、寒くてモデルさんがいきなり泣き出しちゃうっていうような案件もあったりしてね。
筒井:あれはどの現場でも昔そういうことありましたみたいなこと言うと、みなさん驚かれます。
佐野:撮影時期が冬寒い中で海辺の荒野ってこともあったしね。
着るお洋服も割と薄手のものだったから確かにあのモデルさんは一番寒かったかもしれないんですけど、でもいろいろケアはしてね。暖房機器とか最善は尽くしたんですけど、かなり若いモデルさんで、海外の方だったんですけどね。途中で泣き出してしまうというハプニングがあってもうどうしようってなって。 今となっては伝説です笑
筒井:自分の中では肥やしになりましたね。今となっては。
佐野:そうですね、それでもなんとか 撮りきったので、そういう意味ではどんな壁が立ちはだかろうと、私たちはきっとうまくやっていけるんだろうという 自信にもつながったわけなんですけれどね。


– アートディレクターとヘアメイクの関係性
佐野:話は変わりますが、ヘアメイクさんから見た良い アートディレクターというのをちょっと聞いてみたくてですね。
どう思いますか。いろんなアートディレクターとお仕事されてますよね。
筒井:アートディレクターの方は、大きなお仕事だとやはり1人はいますからね。
いろんな方に会うんですけど、やはりよいアートディレクターってなると、実績があるっていうのは表面的ちゃ表面的ですけど、信頼にもつながりますよね。 あとなんだろう、クライアントさんがどういうプロダクトを今後どうやって打ち出していきたいかとか、そういうのも全部アートディレクターの方がクライアントさんとの間に入ってつなげてくださると思うんですけど、そういうものをチームに共有するときの共有の仕方がアートディレクターによって、いろんなやり方があるんですけど、主観的な感じのニュアンスの伝え方じゃなくて客観的に基づいてとか。 ベースみたいなものをしっかり組んでチームをまとめ上げてくれる、クリエイター全員が同じ方向に向けるようなお仕事の進行の仕方だったり。 そういうのがうまい方だと私は一緒にお仕事していて、良いアートディレクターだなって思っています。
佐野:ちなみにファッションブランドの撮影とか雑誌の撮影とかいろいろやっていると思うんですけど、アートディレクターがいる案件といない案件の割合って、どれぐらいですか?
筒井:そうですね。6割ぐらいはアートディレクターの方が入ってるんですけど、入っていない撮影もあります。
佐野:そうですよね。雑誌とかもフォグラファーさん自身がディレクションしながらっていうのも、いっぱいあると思います。アートディレクターは広告関係とか特に入ることが多いかなと思います。


筒井:私、アートディレクターというポジションの方すごく好きなんです。
まとめ上げるのがかっこいいなと思って見てて、チームのリーダーみたいな。 だからアートディレクターという存在がいる撮影が本当に好きです。 チームの一員として、私のヘアメイクです。みたいな案件が好きなんで、自分の性格とかももちろんあると思うんですけど。 こういうビジュアルをこういうふうなところに打ち出して作りたいとかって、まとめてくれる人がいれば、だったら私は技術として、こういう風がいいんじゃないですか、 これがいいんじゃないですかっていう時にアートディレクターの方がちゃんといや、それは違うとか、そういうディスカッションができる余地が与えられると思うんです。 だから1人アートディレクターの方がいると私はこのヘアメイクとしてどんなことができるかなとか気合いが入るんじゃないですけど、なんかヨシ!みたいなりますね。
佐野:嬉しいですね。結局、アートディレクターって、 クライアントさんと、撮影チームとのその仲介役みたいなところもあるし、 ある意味学級委員長みたいな。
筒井:だから好きなんです。私は。
佐野:実際に、学級委員長、めちゃくちゃやってて、生徒会の副会長をやった経験もあるんでそういうのが得意な人はアートディレクターとかクリエイティブディレクターとか向きかもしれないですね。
筒井:やはりそうなんですね! みなみさんの現場、すごい好きなんですよ。 なんでかわかりました。その感覚かも。 学級みたいなとか。
佐野:そうそう。プレゼント大好きみたいな笑 。でもグラフィックデザイナー兼アートディレクターと言いつつ、 今って、自分自身が手を動かすことって、もうほぼないんですよね。 ディレクションばかりなので、こうプレゼンして、打ち合わせしての連続で。
筒井:最近ちょっと距離を感じます笑。
佐野:そんなことない!笑 。着実に、同じタイミングで着実に上へステップアップしています!
筒井:しかもコロナ禍以降、さらに働きやすくなってますよね。
佐野:オンラインミーティングとか、オンラインプレゼンが許される環境になっています。かなりひきこもりの私にとっては、すごく働きやすい環境にになってきましたね笑。
筒井:働き方が合ってますよね。
佐野:そうですね、時代が私に追いついてきたっていう笑。
筒井:最近資料の共有とかもないから、 あれなんですかね?録画した動画を、、、
佐野:そうそう、動画で画面収録してスタッフとかにも指示しています。


筒井:あれはみなみさんの中では普通なんですか?
佐野:私はコロナ渦前から、いかに自分が外に出ないで自分の意思を伝えるかというのを研究し尽くして、それで動画で共有するっていうのを編み出して笑。今うちのチーム20人ぐらいスタッフがいるんですけど、 その日に入ってくれるスタッフに朝、指示動画を送って、今日はあれやってね、 これやってねっていうのを動画で収録して送ってて。あとは皆さんslackでお返事くれると。 ヘアメイクさんとか、フォトグラファーさんにもたまに動画で今回の案件はこういう感じでって動画で説明したりするんですけど、画面収録動画だと聞き返せるし、画面も見返せるし、言った言わないのトラブル対策にもなる。 コロナが始まる前からそういうのをやってたので、新しくSMDOに参加する方も、東京では今こんなことにやってるんですか?って言われて、いや、東京だからじゃなくって私だからっていう笑。
筒井:とてもびっくりしました笑。そこまで引きこもりたいんだっていう笑。
佐野:そのうちもう現場では会えない、AIみたくなっちゃうかもしれない。 その人がいないみたいな。それぐらい引きこもってます。
筒井:今日あえてよかったです笑。

– アートディレクターから見た「良いヘアメイクさん」とは?
佐野:これはまず筒井さんを良いヘアメイクさんだと思ってるから、その前提でお仕事をずっとお願いしています。
すごく初歩的な話ではあるんですけど、撮影現場でたとえばクライアントさんとお話が盛り上がっちゃったりして、撮影してるのに、モデルさんの髪の毛が目にかかっちゃったりとか、跳ねてたりしても気づかないでずっと放置してる人いるんですよ。
新人さんのヘアメイクさんとかだと、もしかしたらお付き合いとかもうまくやらなきゃとか、楽しくなっちゃったとかもあるかもしれないですけど。うちの場合は動画よりスチールの方が多いのでその瞬間がとても大事なので、いくら表情がよくても髪の毛が目ににかかってたりとか跳ねていたりとか、、、。レタッチとかでなんとかできはするけど、でも気になったら入ります!と言って入るのがヘアメイクさんなのかなと。ずっとニコニコ笑って立ってるだけな人もたまにいるんですよ。そんな方は滅多にいないんですけど、それは良くないヘアメイクさんの例ですよね。
逆に、私がクライアントさんからいろいろリクエストを言われて、たまに目を離さないといけない時とかでもちゃんと任せられるっていう安心感があるヘアメイクさんというのは、やっぱり普通にいいヘアメイクさんだなと思うし、あとは今回どういう案件でどういうヘアメイクがいいですかっていうのを、きちんとアートディレクターに確認してくれるヘアメイクさんっていうのも私としてはありがたいんですよね、初めての方とのコミュニケーションを取るのが少し大変ではあるんですけども、積極的に聞いて下さる方だとお仕事をやりやすいな、また次にお願いしたいなと思うところはあるかなって思います。




筒井:私は聞くようにしてます。とくにみなみさんには。
というのも、案件が本格的に始まる前にみなみさんってすごく資料だとか共有してくださるんじゃないですか、クライアントさんのニーズ的にも、あの方たちに向けてだったらこういう感じのメイクだとか、こういう感じのヘアスタイルだとか、髪はこれぐらい間引いててほしいとかって、みなみさんは本当に決まってるんですよね。だから特にみなみさんの現場は絶対に集中しないといけないって思ってて。
筒井:アートディレクターによってはその人の色があったりするから急に変えたりもするんですけど、みなみさんの場合は現場でこれどうですか?みたいなこちら側の主張をそういうのを出されるのがあんまり好きじゃないと思うんですよね。
大きい仕事をしているからこそ、そういうのはみなみさんが仕事をやりにくくさせるだけだから、しないようにと思っています。
佐野:ありがたいです。
もちろん事前に相談していただければ大丈夫なんですが、うちの案件って広告案件が多いので、私とモデルさんとヘアメイクさんだけで完結するものではなくて、クライアントさんがあって、代理店さんがあってっていう風に間に色んな方が入るので会社さん、クライアントさんの中でもそれぞれ役員さんの承認を得たりとかすることも多いんです。そうなった時にヘアメイクもこういう方向性で事前に行きますよっていう資料で提出してるのにいざやってみると資料と違うじゃんってなると後でやっぱりね。
筒井:トラブルにもなりますもんね。
佐野:それでも実際のモデルさんで、実際の照明で、実際のカメラマンさんに撮ってみないとわからないところもあるから、現場で判断してより良いものができるとも思っているのでご提案をいただく分にはいいんだけれども、全然違うみたいな話になっちゃうとね。笑
筒井:最近大きい案件も多いですしね。でもそういうだからこそ、学級代表の力が発揮されていて、どんどん大忙しなんですね。
佐野:筒井さんともそうだし、クライアントもそうだし、そこの安心感というか、突拍子もないことをしないっていう安心感っていうのは、結構大事なのかもしれないです。
もし何かアイデアがあったら、事前にすり合わせをして、資料で共有とかできると、安心なところはあるかもしれないですね。でも私たちが出会った頃とか、10年前とかは割とライブ感を楽しめるような案件もあったかもしれないですね。特に個人でやられているファッションブランドさんとかだと、そのファッションブランドさんと、私とモデルさん、そして筒井さんの感性があったときに、これもいいかもねっていうので、もっていけちゃうケースもあったりするので。でもさっき言ったように間にいっぱい階層があると、なかなかそこだけの判断でいかないケースもあるんです。
筒井:面白さがありますね。しっかり使っていただけるからこそ、慎重なものづくりが必要だったりするんですけど、私はやっぱりそういうライブ感のあるお仕事も好きです。

– フリーランス初期の営業方法と、
今の案件獲得のスタイルの違い
佐野:何かあります?営業ってそもそも積極的にしますか?
筒井:いまはやらなくなってしまいました。
でもやりたいなと思って、この間みなみさんに突然ご相談をしました。新しい自分になりたいって。今は営業は本当に行かなくなってしまったんですよ。SNSとかが増えてお仕事のクレジットを見てご依頼いただくとかが多くなってしまって、あの頃のアクティブさが低迷している気がします。やっぱり人の紹介とか、そういう横のつながりで十分スケジュールが埋まっちゃうから、10年前と今と比べるとお仕事を獲得しないと生きていけないっていう感じではないんですよね。
佐野:営業バンバンやらないとお仕事がもらえないってわけでもない、良いフェーズにありがたくも来れたので、でもだからこそ新しい自分に今なろうとしているんだよね。
筒井:はい、みなみさんに相談しました。みなみさんはお仕事の仕方がやっぱり上手だから、ノウハウを知りたいなと思って。聞くならみなみさんかなと思ってご連絡しました。そしたら発信の仕方も、いろいろやってみた方がいいよとか。楽しみながら今回の対談も私的にはかなり新しいし、とりあえずやってみようかみたいな感じでお誘いいただいて。


佐野:筒井さんが今までのへアメイクさんのキャリアももちろんある中で、でも今後その先の5年、10年の未来を考えたときに、現場でのヘアメイクをやるだけじゃなくて、他の道もあるのかなという、今の現場の仕事もやりつつだけれども、プラスアルファでメイクのノウハウをどこかに発信するのかとか、いろんな可能性があるっていうところを今後の自分の未来を見据えて模索している姿っていうのは、逆に私もすごく刺激をもらっています。
筒井:本当ですか?!すごくご活躍されているのに、まだまだステップアップできるようなそういうお話をたくさんしてくださって、私もとても感化されました。どこまで行くんですかね?みなみさんは。
でもこれ以上高いところなんてないんじゃないですか笑
佐野:ありますよ全然!笑
まだ法人化できてないですし、お金も出ていく一方なので悩ましいですよね。アートディレクターとかデザイン事務所も営業をどうするかという問題があって。私も過去10年に、あんまり積極的に自分から営業って、そこまでしてないんですよね。やっぱり横のつながりでリピートしていただくとか、ご紹介いただくっていうのがほとんどなんです。
でも去年1年だけ月30万ぐらいかけて、1年間営業会社さんにお願いして、新規の案件を獲得してもらうっていうのをやってはみたんですけれども、そこまで爆発的に案件が増えるというわけでもなかったんです。毎月30万お支払いしてじゃあ年間で考えると、営業費用にフリーランスが年間で300万円以上かけて、じゃあ獲得できた案件がこれだけでって考えると、ちょっとあんまり割にも合わなくて。そういう営業会社さんにお支払いして、案件を獲得するっていうのは、ちょっと今はまだそのフェーズではないというか、法人化とかして、もっともっと稼げるようになったらって感じですかね。
佐野:私も新たな案件を獲得したいと思うし、いい発信のアイデアが欲しいなと思っています。こういうインスタライブだって、1つの発信の手法ではありますよね。私も筒井さんもお仕事はいつでも募集しているんでお願いしますっていう笑。
筒井:お願いします!笑
佐野:私も筒井さんもnoteとか最近始めたりしたしね。
筒井:それもやっぱりみなみさんに感化されてですね。色んなことを吸収して挑戦してみたいです。
佐野:インスタライブなんて、私たちはやるようなキャラじゃなかったので、それでも一歩何か始めようということで、こうしてインスタライブをやっているわけなのでアーカイブとかで是非たくさんの人に見てもらいたいなと思ってますし、筒井さんのnoteも是非読んでいただきたいです。
筒井:まだまだ恥ずかしさが抜けきらず、ちょっとふざけてる部分もあるんですけど笑
乞うご期待って感じで見てみてください。
佐野:今後どういうことをnoteに書こうと思ってるの?
筒井:実は特技があって。その人のメイク感とかファッションとかでその人の心理状況まで探るのが好きな好きで得意なんですよ。今日はいつもとちょっと違うなとか、今日こんな感じなんだろうなとか、ヘアメイクをやっているとそういうのを察知するのが得意だと思うんですよ。初対面の方とかでも、現れたときのメイクの感じとかで何となくわかるんです。
佐野:じゃあすごい暗めの赤い真っ赤な口紅とかして、ヘアメイクも強かったらこうだろうなとか?


筒井:そうですね、アイデンティティじゃないんですけど強いアイラインだったり赤い口紅をチョイスするところに、その人がどこで誰に会うかとかでも変わってくるんですけど、こういう趣味が反映されているんだろうなとか、一筋縄な印象を持たれたくないんだろうなとか。そういうのを感じたり見るのが好きなんですよ。だからそういったことを自分なりに解釈して発信できたら面白いかなみたいな。
佐野:それは面白いですね。
筒井:けっこうみなさん知らずにお顔に反映させてるんですよ。 趣味とかを。
そういうのとかを組み取るのが好きなんですよ。なので気持ち悪いかもですがけっこう見ています笑。
人を見かけで判断するなっていうのももちろんあるんですけど、そういう偏見とかではなく、マインドみたいなところを自分的に解釈するのが好きなんです。それをポジティブな感じでnoteに面白おかしく綴れたらなって。もしかしたら共感とか呼べるのかなって思ってます。
佐野:けっこう筒井さんは分析型って感じ?
筒井:分析型っていうよりかはエッセイ的な感じで、文字上に合わせてどうでもいいことをつらつらとしゃべってるんで、その点にフォーカスしているおかしな人だなみたいな感じで読み取ってもらえたら笑。
佐野:すごい読んでみたくなるし、WEBの雑誌とかファッション系、ビューティー系で取り上げていただけたらすごくいいと思うんで興味持っていただいた編集者の方是非!笑
筒井:でも本を読んでこなかった人生だったから、文章あんまりうまくないんですよ。笑
佐野:でも今はchatGPT先生に直してもらったり、本場の方に怒られちゃうかもしれないけど、それでもできないからストップしちゃうよりはね。そこでもガンガン発信していったほうが。
筒井:文章がうまい人から見たら微妙かなって思いながら、毎回noteに向かうんですけど、noteって開くと、最初にコメントくるじゃないですか。
思ったことなんて書きましょうみたいな。後押ししてくれている気がして、うまくなくてもいいかなって。それでも時間がかかるからなかなか更新できてないんですけど。
佐野:でも、ちょっとずつでも続けることが大事ですからね。筒井さんのnoteに乞うご期待ですね!



– 10年間仕事を一緒にしてきて、一番印象的だった瞬間は?
佐野:なにかあります?私と筒井さんのお仕事で。
筒井:何だろう。みなみさんがどんどんステップアップしていく姿を10年間ずっと見てきているので、でも大事にしてるスタンスとかは全然変わってないし、人柄も全然変わらないんですよね。私なんかよりもずっとキャリアある大物ヘアメイクさんも起用できるはずなのにそれでも私を呼んでくれるのも嬉しいんですよね。
佐野:私の結婚式のヘアメイクもやってくれたましたよね。
筒井:そう!すごい嬉しかったです。
泣いちゃうのが嫌だからいつもオフィスで流れてたボサノバを起用したところも、私もめちゃくちゃ可愛い人だと思って笑。
あと猫ちゃんね、信じられないですよ。いまだに。
佐野:こんな猫好きになってしまったという?笑
筒井:はい、猫ちゃんたちと一緒に暮らし始めたって聞いた時本当に驚いちゃって。
佐野:確かに10年前からずっと私のことを知ってる人からすると、猫を愛でているのはちょっと驚きかもしれないですね。
佐野:結婚式のヘアメイクを筒井さんにお願いした理由もちゃんとあるんです。筒井さんの他にも何名かお付き合いのあるヘアメイクさんが式に参列していただいていて、みなさん長いつき合いではあるんですけど、結婚式のヘアメイクは筒井さんにやってもらいたいなっていうのがすごくあって。
プライベートでめちゃくちゃ仲が良すぎるヘアメイクさんとかもいるんですけど。プライベートが近すぎる人にバレたくない部分であるじゃないですか。でも筒井さんはビジネスがメインのお付き合いだからこそ、お願いしやすかった。
筒井:ありがとうございます。とても嬉しいです。でも今だったらもっと素敵にできると思います。笑。イベントとかあったら是非、、、!
佐野:そういう機会があるかどうかわかんないですけどその時はお願いします!2人ともメディアとかにももうちょっと出れたらいいなという気持ちもあるので、お互いに頑張っていけたらいいですよね。



– 今後のお仕事の展望
筒井:仕事を始めて10年くらいになるんですけど、今後この先の10年ももちろんこの大好きなヘアメイクの仕事を続けていきたいんですけど、時代とかもやっぱり変わってくるし柔軟になにか発信したりだとか、そういう機会もあれば挑戦したいと思うし、SNSとかでももっと個を打ち出していきたいですね。
noteもまだ全然何もできてないですけど、そういう自分の好きなものを反映したメイクとか、もっと分析して提案できる側に回れるたらいいなと思いますね。何年かかるかわかんないんですけど、現場以外の仕事でも自分のやってきたこととか技術とかを発信できたらいいなって最近すごい考えていて。そのためには今できることって何かなっていうのを気負わず真面目すぎず、気楽にって言ったらあれですけど、楽しく皆さんも巻き込んでやっていけたら。
佐野:例えばメイクの新しいブランドを開発するブランドさんがあったとしたら、筒井さんの意見も事前にヒアリングとかして、アドバイスもらったりとか、そういう機会もあるかもしれないし、講演とかそういう機会もあれば、こういうお人柄で、しかも長い時間でもひたすら喋り続けられるっていうのを、この動画を見ていただければ伝わると思うのでもし筒井さん興味持っていただいた方はお気軽にお問い合わせしていただければ嬉しいですね。
逆にこの対談を見て、筒井さんのところからもし飛んできてくれた人がいて、このアートディレクターさん、素敵じゃん!って思ってくれたら紹介していただいて笑。
本当に素敵なヘアメイクさんなので、長いお付き合いを今後ともよろしくお願いします!
筒井:こちらこそこれからもよろしくお願いします!
今日はありがとうございました。
SMDOとの主な協働案件
Fujikoshi Rebranding


株式会社富士越様のご依頼で、ジュエリーブランド「Fujikoshi」のリブランディングを行いました。SMDOでは
・クリエイティブディレクション
・アートディレクション
・グラフィックデザイン
・イラスト製作
・ロゴのデザイン
・ロゴのシステムガイドの作成
・キービジュアル等の撮影全般
・撮影ディレクションと撮影チームのキャスティング
・全体の進行管理
・スチールレタッチ(人物はカメラマン竹下さんと共同レタッチ)
・商品写真のレタッチ全般・ブランドEC サイトのTOPページデザイン
・SNSのフィードデザインとリール動画監修
・SNSキャンペーンの打ち出しやバナー広告作成
・パッケージデザインの監修
・モデルキャスティング
などクリエイティブ全般を担当させていただきました。
ECサイト
https://fujikoshijewelrystore.com/
We were commissioned by Fujikoshi Co., Ltd. to lead the rebranding of the jewelry brand “Fujikoshi”
At SMDO, our scope of work covered the full spectrum of creative direction, including:
・Creative direction
・Art direction
・Graphic design
・Illustration production
・Logo design
・Creation of the logo system guide
・Overall key visual photography
・Photography direction and casting for the photography team
・Comprehensive project management
・Still-image retouching (with portrait retouching done jointly with photographer Mr. Takeshita)
・Product photography retouching
・Design of the brand’s e-commerce top page
・SNS feed design and supervision of Reels video content
・Creative development for SNS campaigns and banner advertisements
・Supervision of packaging design
・Model casting
Through this extensive involvement, SMDO oversaw the project’s creative direction in its entirety.





ブランドロゴは、日本の伝統的な表現手法である「書」を基調に据え、変わらない日本らしさを象徴するデザインとして仕上げました。
文字の線の力強さや余白の美しさには、静かで凛とした品格と佇まいを宿しています。さらに、ブランドコンセプトである「“本物”のジュエリーを身に着けることで、富士のようないつも変わらない芯の強さを抱き、流行に左右されず自分らしさを信じられるようになる」という思いを反映。日本の象徴である富士の揺るぎない存在感をデザインに重ね合わせることで、時代を超えても変わらない価値と力強さを表現しました。
静かでありながら力強く、品格と信頼感を兼ね備えたクリエイティブによって、ブランドの理念と世界観を象徴しています。
書道家:脊戸衣理伽雅号:北原理風
The brand logo is rooted in sho, the traditional Japanese art of calligraphy, and was crafted to embody an enduring sense of Japanese identity.
The bold strength of each stroke and the refined beauty of the surrounding negative space evoke a quiet yet dignified presence. The design further reflects the brand’s concept: by wearing authentic jewelry, one can carry an unwavering inner strength—like Mount Fuji—and remain true to oneself without being swayed by trends.
By layering the steadfast presence of Fuji—an enduring symbol of Japan—into the design, it expresses a sense of timeless value and resilience.
Calm yet powerful, the creative direction embodies both elegance and trust, symbolizing the brand’s philosophy and worldview.
Calligrapher: Erika Seto
Art Name (Gagō): Rifu Kitahara





Web DesignArt Direction & PhotoDirection : Minami Sano(SMDO)Assistant Direction : Shinnosuke Nakasone(SMDO)Chief Graphic Designer : Yuichi Ikehata(SMDO)Graphic Designer : Sachiko Fukuoka(SMDO),Shigeo Sato(SMDO)Assistant Designer:Machiko Terada(SMDO)Brand Site Coding:株式会社ShiiiroIllust : Fumiko Yamane(SMDO),Sayaka Yamashita(SMDO)








SNS Feed DesignFeed DesignArt Direction : Minami Sano(SMDO)Assistant Direction : Shinnosuke Nakasone(SMDO)Graphic Designer : Romi Nakano(SMDO),Machiko Terada(SMDO)Assistant Designer:Anju Mori(SMDO),Shigeo Sato(SMDO)
SNS Banner AdsArt Direction : Minami Sano(SMDO)Assistant Direction : Shinnosuke Nakasone(SMDO)Graphic Designer : Machiko Terada(SMDO)

Logo DesignArt Direction : Minami Sano(SMDO)Assistant Direction : Shinnosuke Nakasone(SMDO)Chief Graphic Designer : Yuichi Ikehata(SMDO)Calligrapher:Rifuu KitaharaAssistant Designer:Mariko Adachi(SMCO),Anju Mori(SMDO)
Logo System GuideArt Direction : Minami Sano(SMDO)Assistant Direction : Shinnosuke Nakasone(SMDO)Chief Graphic Designer : Yuichi Ikehata(SMDO)Graphic Designer : Machiko Terada(SMDO)
Package DesignArt Direction : Minami Sano(SMDO)



photoshootArt Direction & PhotoDirection : Minami Sano(SMDO)Assistant Direction : Shinnosuke Nakasone(SMDO)Photographer:Tomohiro Takeshita,Moeko SawadaVideographer:Takuma IiokaProp Stylist:Honoka FukanoProp Stylist Assistant:Midori Kurosu,Seina NodaFashion Stylist : Takako NakaizumiFashion Stylist Assistant:Minami TanakaHair & Make:Rika TsutsuiModel : SAYUMI(STANFORD.INC)Body Parts Model:Sao Satsukawa,Seina Noda,Yuko Onda(SMDO)Status Manager:Machiko Terada(SMDO)Client:株式会社富士越
Photo RetouchingArt Direction : Minami Sano(SMDO)Assistant Direction : Shinnosuke Nakasone(SMDO)Main KV:Tomohiro TakeshitaRetoucher : Shigeo Sato(SMDO),Kazuko Nishime(SMDO)Assistant Retoucher : Machiko Terada(SMDO),Miki Asakawa(SMDO),Mariko Adachi(SMCO),Maiko Shimohiro(SMDO),Anju Mori(SMDO)









SNS Reels EditingArt Direction : Minami Sano(SMDO)Assistant Direction : Shinnosuke Nakasone(SMDO)Social Media Video Editor:Yuichiro Fukui

La Sana Creative Campaign


ヘアケアブランド「La Sana」と5人組ダンスボーカルグループ「M!LK」でリーダーを務める吉田仁人さんとのコラボキャンペーン「今日はどの仁人と過ごす?ラサーナで髪も心もきらめきデイズ」のキービジュアルのアートディレクション、グラフィックデザインをSMDOにて担当させていただきました。
キャンペーン特設サイト
https://www.lasana.net/campaign/kirameki20251110/
SMDO handled the art direction and graphic design for the key visuals of the collaboration campaign “Which Jinto Will You Spend Today With? — Sparkling Days for Your Hair and Heart with La Sana”, created by the haircare brand La Sana and Jinto Yoshida, the leader of the five-member dance and vocal group M!LK.

KV Design
Art Director : Minami Sano (SMDO)

Promotion Movie
Typography Design : SMDO(KVと共通部分のみ)
GODIVA FY25 Winter Baked goods assortment


チョコレート・ブランドGODIVAより「ウィンター ベイクド アソートメント」が発売されました。SMDOではパッケージのアートディレクションとデザインを担当させていただいております。
全国の有名百貨店内ゴディバショップおよびゴディバ専門店にて是非お手に取っていただけましたら幸いです。
オンラインショップ
ウィンター ベイクド アソートメント(10個入)
https://www.godiva.co.jp/shop/g/g210187/
ウィンター ベイクド アソートメント(18個入)
https://www.godiva.co.jp/shop/g/g210188/
販売期間:2025/11/01 09:45 ~ 2026/01/08 09:59
A new “Winter Baked Assortment” has been released from the chocolate brand GODIVA.
SMDO was responsible for the package art direction and design for this collection.
We would be delighted if you could take a look at the products at GODIVA shops located in major department stores nationwide, as well as at official GODIVA boutiques.
Online Shop
Winter Baked Assortment (10 pieces)
https://www.godiva.co.jp/shop/g/g210187/
Winter Baked Assortment (18 pieces)
https://www.godiva.co.jp/shop/g/g210188/
Sales Period: November 1, 2025, 09:45 – January 8, 2026, 09:59


Art Direction : Minami Sano(SMDO)
Assistant Direction : Shinnosuke Nakasone(SMDO)
Chief Graphic Designer : Yuichi Ikehata(SMDO)
Graphic Designer:Sachiko Fukuoka(SMDO)
Assistant Designer:Romi Nakano(SMDO), Machiko Terada(SMDO)
Illust : MATSURICA(SMDO), Sayaka Yamashita(SMDO), Fumiko Yamane(SMDO)
Dr.LuLuLun Retuning Serum Mask


フェイスマスクブランド ルルルン(LuLuLun)様より発売された「ドクタールルルン リチューニング セラム マスク(透明水膜)」のKVのアートディレクションとデザインをSMDOにて担当させていただきました。
※パッケージデザインはSMDOでの作成ではありません
SMDO was responsible for the art direction and design of the key visual for LuLuLun Retuning Serum Mask, a face mask brand launched by LuLuLun.
※The package design was not created by SMDO.

Art Director : Minami Sano (SMDO)
Assistant Director : Shinnosuke Nakasone(SMDO)






