INTERVIEW
SMDO×BELEGA interview
「結果の出るデザイン」で売上も2.5倍に
SMDOの提案力とプロダクトパワーの相乗効果
SNSで話題となり、インフルエンサーや芸能人から圧倒的支持を誇る美顔器ブランド・セルキュアシリーズ。2025年現在はベレガ株式会社の主力プロダクトとなっている。
「特別を、日常に。」をキャッチコピーに、【セルキュア4T PLUS】【セルキュア4T++】2種類のキービジュアルを2025年4月にリニューアル。ウェブサイトも完全リニューアルし、新しいスタートを切った。
Sano Minami Design Office(以下SMDO)では今回、セルキュアシリーズのリブランディング、ウェブサイト作成、撮影などを担当。ベレガ株式会社の二ノ宮様(ベレガ株式会社 セルキュア戦略室 室長)に、今回のリニューアルがどのように行われたのかなど、お話しをうかがった。
インタビュアー・執筆:Yuri Tozaki
「セルキュア4T PLUS・セルキュア4T++」の実績ページは
こちらからご覧ください。
ベレガ株式会社/セルキュア戦略室 室長
二ノ宮 麻由
ベレガ株式会社に入社後、直営店のエステティシャンとして関西店舗を中心に勤務。その後、セルキュアブランドのモデル店舗である東京・表参道店の立ち上げを任され東京店店長に就任。エステティックの国際ライセンスである『INFA国際ライセンス』を取得し、現在は直営店スタッフやお取引先サロン様に向けた美容セミナーの開催や、セルキュア戦略室・室長としてセルキュアのブランドマーケティングなどを中心に取り組んでいる。
Sano Minami Desogn Office 代表/アートディレクター
佐野 みなみ
1983年11月03日生まれ。東京理科大学理学部化学科卒業 東京理科大学大学院理学研究科 化学専攻中退
その後、第一種特待生としてバンタンデザイン研究所グラフィックデザイン学科入学。
C.T.T.P (現 信藤三雄事務所) インターン在籍後2009年4月より2010年4月まで 合同会社OPERA (現 株式会社ヴィーナス・スプリング ) に在籍。グラフィックデザイナーとして勤務。
2010年4月より独立しSano Minami Design Officeを設立。
2023年から3年連続でグラフィックデザイン年鑑『MdNデザイナーズファイル』にて最前線で活躍しているトップクリエイター&次世代を担う若手デザイナー255組の1人として掲載されている。
圧倒的なデザイン力と「結果の出るLP」が
SMDOへの依頼した決め手
ー 今回リブランディングしたセルキュア4T PLUS、および4T ++について、改めて特徴を教えてください。
ベレガ株式会社 二ノ宮様(以下 二ノ宮様):弊社のメインブランドである「CELL CURE(セルキュア)」は、自宅で、1台でサロンレベルのケアが叶う美顔器ブランドです。
その中でも特に人気の高い「セルキュア4TPLUS」は1台に4種の機能が搭載された本格派美顔器で、プロのヘアメイクさんや美容家さんなど、多数の著名人の方からご愛用いただいております。また、400誌以上の雑誌や美容本でも「プロが愛用する美顔器」としてご紹介していただいています。
また、新商品の「セルキュア4T++」は1台で7種の機能が搭載されたヘッドスパマシンで、本格的な頭皮ケアがご自宅で叶うアイテムです。
ー 今回はセルキュアのリブランディング全般をSMDOにご依頼いただきましたが、SMDOを知ったきっかけは何でしたか?
二ノ宮様:セルキュアのリブランディングを検討していた時期に、まずは情報収集からと考えてあるマーケティング展示会へ参加したんです。
そこで弊社のビジネス課題とマッチする制作会社として、SMDOをご紹介いただきました。
ー SMDOに依頼をしようと思った決め手とは?
二ノ宮様:まずは圧倒的なデザイン力。
他社との大きな違いは、ただオシャレなだけではない「結果の出るLP」を制作いただけるところだと思います。
結果に導くために、アートディレクターの佐野さんならではのロジカルに計算されたデザインがしっかり出てくるんです。制作することがゴールではなく、売上や集客など結果に繋げることをゴールに考えている、というご提案をいただき、社内でも制作の目的が明確になりとてもイメージが湧きました。
5社ほどご提案をお聞きしましたが、正直SMDOが断トツでしたね…(笑)!
佐野:ありがとうございます! そう言っていただけると嬉しいですね。
デザインのご依頼をいただく際に、まず考えなければいけないことは、「いかに美しいデザインに仕上げるか」ではなく、「いかにしてお客様にご満足いただけるデザインをご提案するか」。
それが「売り上げ」であったり「コンセプトや機能がしっかりとユーザーの方に伝わるか」であったり、そこはお客様によりけりですが、SMDOではお客様のご要望を細かく紐解き、分析し、ご要望をしっかりと踏まえた上で、プラスアルファを感じられるようなデザインをご提案することを心がけています。
ただ美しくておしゃれなデザインを作るという事だけでなく、お客様のご要望を踏まえ、なぜこのようなデザインになるかという理論とともにご提示させていただいております。
ー 二ノ宮様が、実際にお仕事をされた中でのSMDOの印象を教えてください。
二ノ宮様:初回打ち合わせから完成に至るまでの一つひとつのお仕事がとても丁寧で、佐野さんをはじめとするSMDOメンバーの皆さんのプロ意識が高く素晴らしいと感じました。
また、SMDOチームの皆さんはレスポンスがとても早く、困ったときもすぐにサポートいただけてとても助かりました。
下:撮影ディレクションの様子
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細胞のイラスト
展示会やポップアップショップなどでも
ビジュアルイメージを活用
ー 制作において特にこだわったポイントなどはありますか?
佐野:二ノ宮様からお伝えいただいたイメージがとても明確だったので、ご要望をいかにクオリティ高くビジュアル化するか、妥協なしでご提案させていただきました。
ウェブデザインについては、ご要望を踏まえた上で考えうるデザインの可能性を検証の上、お客様にご検討いただけるように複数案をご用意しています。
ー SMDOから一連のビジュアルイメージが上がってきた際の感想を教えてください。
二ノ宮様:新しいキービジュアルについては、展示会や百貨店のPOP UPなどオフラインのイベントにおいても様々な場面で使用させていただいております。
お客様の目を引くインパクトのあるビジュアルなので、イベントブース全体も洗練された雰囲気になり、立ち止まって見てくださるお客様が格段に増えた印象です。
社内スタッフからもお客様からも大変好評でした!
佐野:当初はLP制作のみのご依頼の想定でしたが、キービジュアルを大変ご評価いただいて様々なイベントで大きくご利用いただく結果となったことが、成果物にご満足いただけた何よりの証なのかなと感じています。
下:ルミネ新宿店 ポップアップ KV展開の様子
下:百貨店等でのKV展開の様子
ー SMDOに依頼して最も良かったと思ったポイントは、どこでしたか?
二ノ宮様:過去の経験では、デザインやスタイリッシュさを意識し過ぎると「伝えたいことが伝わらないLP」になってしまう印象でした。
SMDOの制作物は、オシャレなだけではなく「ブランディング」と「マーケティング」どちらの観点も意識した、100点満点のLPでした。本当に圧倒的なデザイン力と分析力です。
スタイリッシュさや高級感も叶えつつ、伝えたいことがしっかりと伝わる結果の出るLPを制作いただけて本当に感謝しております。
佐野:納品後のお客様からの反応は、どんなご依頼でもとても気になります。
今回は、二ノ宮様からダイレクトに「お陰様でLP変更してからオンラインの売上が先月の2.5倍くらいに伸びている」との喜びの声をお伝えいただけたので、とても嬉しかったですね!
また「想像以上のクオリティです。御社に依頼しなかったら絶対にこのクオリティに仕上がらなかった」ともおっしゃっていただいて、ありがたいお褒めの言葉をたくさん頂戴しました。
元々とても売れ行きのある素晴らしい商品でしたが、ヴィジュアルアイデンティティの力が相乗効果となり、プロダクト本来の魅力を十二分に発揮できたものだと思っています。
また、そうしたお客様からのお声が我々デザイナーにとって報酬以上の糧となりました。
下:SMDOが初回提案したLPデザインの一部
ー 佐野さんはセルキュア4T PLUSを実際に試されたのですよね?
佐野:そうなんです。私も40代に突入しましたので、本格的にエイジングケアも意識している最中でしたが、今回購入する決め手となったのが職業病でもある肩こり&ストレートネック対策でした。
お試しで1週間ほど貸していただいたのですが、頻繁に寝違えを起こしていたのが、使い始めてから寝違えがなくなったり、肩こりが楽になるのを身体で実感したために即購入を決めました! 金額以上の効果を感じられたと、贔屓目なしに思います。
ー 今後のプロダクトの展望を教えてください。
二ノ宮様:セルキュアは今回のリブランディングを機に、BtoB中心の卸事業から、百貨店展開やECサイトなどBtoCも強化する方向で展開することになりました。
また、日本国内だけでなく海外での展開も始まり、昨年米国FDA認可も取得しました。
セルキュアのメッセージにもあるように、美容の力はただ美しくなるだけではなく、人生を変える力があると信じております。
セルキュアが、世界中の人々の人生をより良くするアイテムとして沢山の方に愛される商品になることを願っています!
ー 素敵なビジョンを語ってくださり、ありがとうございました!
ブランドプロフィール
ベレガ株式会社
本社:〒530-0057 大阪市北区曽根崎2-5-10梅田パシフィックビルディング9F
設立:1999年3月4日
TEL :06-6379-5940
美容機器や化粧品などの製造・販売などを中心とした事業を展開する美容メーカー。自社の商品を使用した直営エステティティックサロンの運営や、エステティック国際ライセンスが取得できるスクール事業など様々な事業を展開。現在では、日本国内のみならず、米国FDA認可を取得し海外への展開も広がっている。
コスメブランド 担当事例
KV、写真撮影、web制作などのアートディレクションとクリエイティブ全般のデザイン
KV、撮影ディレクション、OOH、popのアートディレクションとグラフィックデザイン
アートディレクション
アートディレクション
フォトディレクション
アートディレクション、撮影
アートディレクション、コーディネート
アートディレクション、コーディネート、キービジュアル クリエイティブと商品撮影のアートディレクション、デザイン、イラスト作成
SMDO×JO inc. Interview
顧客の視点に寄り添いながら
SMDOと伴走した『あんこと』のリブランディング
東京の五反田・恵比寿で「酒場それがし」「鳥料理それがし」「とり口」など、和食を中心とした飲食店6店舗を運営する株式会社JOは、2021年2月に“あんこ”が主役のお取り寄せスイーツブランド『あんこと』を立ち上げた。『あんこと』は、「それがし」グループの軸でもある“和”をテーマにプロデュースしたお取り寄せスイーツブランドで、第一段の「あんこチーズケーキ」を皮切りに、系列各店でオープン当初から愛される“あんこ”にフォーカスしたスイーツをオンラインショップ限定で展開している。
Sano Minami Design Office(以下SMDO)では2022年に『あんこと』のリブランディングを担当したことを契機に親睦を深めてきた。今回は2022年の両社のコラボレーションを振り返りつつ、今後への取り組みへの想いを、株式会社JO 横尾様、横田様にお話し頂く。
インタビュアー:Naoki Kasai
執筆:Naoki Kasai/Yuri Tozaki
株式会社JO/経営企画
横尾順平
和食店「それがし」を五反田・目黒・恵比寿で展開する株式会社JOの経営企画・新規事業を担当。コロナ禍より、スイーツブランド「あんこと」を立ち上げ、オンライン限定で販売。
株式会社JO/プロモーション
横田未来
大学卒業後、広告メディア会社にて勤務。2014年よりフリーランス。広報・PR業務を手がける。「あんこと」では、WEB制作やデザイン、撮影のディレクションなど、プロモーション関連業務を担当。
Sano Minami Desogn Office 代表/アートディレクター
佐野 みなみ
1983年11月03日生まれ。東京理科大学理学部化学科卒業 東京理科大学大学院理学研究科 化学専攻中退
その後、第一種特待生としてバンタンデザイン研究所グラフィックデザイン学科入学。
C.T.T.P (現 信藤三雄事務所) インターン在籍後2009年4月より2010年4月まで 合同会社OPERA (現 株式会社ヴィーナス・スプリング ) に在籍。グラフィックデザイナーとして勤務。
2010年4月より独立しSano Minami Design Officeを設立。
2023、2024年発売グラフィックデザイン年鑑『MdNデザイナーズファイル』にて最前線で活躍しているトップクリエイター&次世代を担う若手デザイナー255組の1人として掲載されている。
SMDOに依頼したきっかけは
「ユーザーファースト」の理念
ー まずは『あんこと』様の概要と、
SMDOへリブランディングを依頼された背景をお聞かせください。
横尾様:『あんこと』はコロナ禍で立ち上げたオンラインスイーツブランドです。もともと店舗で提供していた自家製あんこスイーツがきっかけでブランド化しました。初期は社内で手弁当でデザインを進めていましたが、成長する中でプロの力を借りる必要性を感じ、リブランディングを検討しました。
横田様:その頃、佐野さんのIDMバトンの記事を拝見させて頂き、SMDOへのリブランディング依頼を検討し始めました。「主体はあくまでユーザーであり、商品である」というところが自分の中ですごくポイントになっていましたし、私と同じ考えを記事の中で語られていたところが、すごく印象的でした。そこでぜひ佐野さんにお願いしたいなと。あとは、SMDOのホームページ等を拝見させていただいた上で、SMDOはデザインだけでなく撮影やイラスト制作、音楽制作もできる。一気通貫に全体のアートディレクションができるところが魅力的だなと。
そういうSMDOに『あんこと』のブランドの世界観を含めたリブランディングを担当していただいたら、新しい世界が開けていくのかな、と思いました。そういうところも含めて安心してご相談できそうだと感じたので、勇気を振り絞ってメールをお送りしてみたのが最初のきっかけです。
ー横尾さんと横田さんからご依頼があった時の、
佐野さんの所感はいかがでしたか?
佐野:横田さんがおっしゃったIDMは、インテリアデザインミーティングという多くのインテリアや建築関係の協会が集まった団体なのですが、そのロゴやグラフィックを私が担当した際にインタビュー記事をIDMのウェブサイトに掲載していただいたんです。そのインタビューの中で「グラフィックデザインはアートとは違い分析と整理であり、クライアントがまず第一」ということをお話ししたと思うんですが、そこをご評価いただいてご連絡いただくケースというのは、実は初めてではありませんでした。この考え方がクライアントにとって喜んでいただけるものだと、確信できたことは嬉しかったです。
また、私自身も様々なスイーツのパッケージに携わらせていただく中で、和菓子のパッケージに関わりたいという気持ちを以前から持っていたので、あんこと様からご依頼をいただいたときは素直に嬉しかったですね。
お打ち合わせの中で、横田様も元々デザインの経験やクリエイティブに関する知識を豊富にお持ちで、デザインに理解があったからこそ、スムーズに進行できたのではないかと思います。
ー 『あんこと』というプロダクトに対して、横尾さんや横田さんは
どんな想いでここまでブランドを熟成されてきたのでしょうか。
横田様:私たちの取り組みは「和菓子」と「洋菓子」の隙間を攻めるようなものだと考えています。和菓子らしさを残しつつ、現代的な感覚や洋菓子のエッセンスも取り入れるという、いわば斜めからのアプローチですね。
和に寄りすぎてしまうと伝統的な和菓子ブランドと競合してしまいますし、洋菓子に寄りすぎると和菓子らしい魅力が失われる。そこで、私たちは自社の強みである「歴史」や「店舗ならではのサービス」を活かしながら、隙間市場で戦うことを意識してきました。
ー その「斜めから攻める」姿勢を、具体的に今までのプロダクトデザインへどう反映されてきましたか?
横田様:あんこは和菓子の象徴的な要素ですが、あえて“和らしさ”を前面に押し出さないようにしています。「和菓子でも洋菓子でもない」独自の立ち位置を保ちながら、モダンで洗練されたデザインやプロダクトを作ることに注力してきました。
また、ブランド運営においても社内外のリソースを活用するようにしています。私自身がディレクションを行うこともありますが、プロのデザイナーや外部クリエイターに依頼することで、さらに洗練された結果を目指しました。
金色に光る小豆で
「様々な可能性」を表現
ー 今回のあんこと様のリブランディングに関して、SMDOとしてはどんなところに注力されたか、また苦労したポイントなどをお伺いできますか?
佐野:横尾さんも横田さんもクリエイティブにはこだわりを持たれている方々です。私の考えとして「アートディレクターにはアーティスト型と分析型がいる」というものがあるのですが、SMDOは分析型だと思っていて。「私のデザインで、私色に染まってほしい」と望んでいるわけではないんです。デザイン感度の高いお二人が求めているものに、いかにしてたどり着けるかというところを緻密に分析しながら、リファレンスもたくさん集めてかなり細かくヒアリングもさせていただいたと思います。
ヒアリングをする中で大まかな方向性は見えてきていたので、擦り合わせを丁寧にしながらご提案させていただけたかなと思っています。
ー 実際にリブランディングを依頼されてみて印象をお聞かせください。
横尾様:現在は、SNSやウェブで検索したら何百万とグラフィックデザイナーの選択肢が出てきますよね。その中で「この人がいい」とSMDOをピックアップしてきたところが、横田さんの感性なんだと思います。僕は佐野さんの魅力は2つあると思っていて。一つは、佐野さんはデザインの可能性を広げるための分析もしっかりしてくれるところ。右脳と左脳の両方を活用して、感性だけに頼ることをしない。もう一つは、こちらの要望にとにかく寄り添っていただけるところ。予算や提案も含め、突き放さないで寄り添おうと努力してくれるんです。顧客の課題をどうにかして解決してくれる、そんな姿勢に本当に感銘を受けました。
ー SMDOでは『あんこと』のリブランディングに際して、どんなところが記憶に残っていますか?
佐野:最初に数時間かけたヒアリングで、「和らしさを前面に出さず、かといって既存のファンを切り離さない」方向性を意識するに至りました。田舎っぽくならないクールなグレーを提案したり。小豆のイラストを使うという案に対しても、社内でも様々な議論があったと伺っていますが、1秒で「あんこを使ったブランドである」というのを覚えていただくことはビジュアルアイデンティティ策定の中で本当に大切なところでした。ただの写実的な小豆のイラストではなく、金色で表現した個性的な小豆で「様々な可能性を秘めたあんこ」を表現しています。
横尾様:パッケージの紙質についても「素材感を活かしたい」「手触りの良いものにしたい」といった要望を反映するため、業者との連携を丁寧に行ってくださいました。
下図:SMDOが初回提案したパッケージデザインの一部
下図:SMDOが初回提案したロゴタイプ・シンボルの一部
論点整理でブランドを導く
SMDOのリード力
ー リブランディングの取り組みを経て、今後の展望について教えてください。
横田様:今回のリブランディングを通じて、私たちが大事にしているブランドイメージが形になりました。今後は、この新しいデザインを活かして、さらに多くのお客様に商品を手に取っていただきたいです。ゆっくりでも良いので、無理のないペースで進めていきながら、あんこの魅力を世の中に広げていければと思っています。
ー SMDOに依頼してみて、こんなところがオススメできる、と思われた点があればぜひ教えてください。
横田:やはり打ち合わせ初期の圧倒的リサーチは飛び切りです! 群を抜いたオススメポイントですね。それに、依頼側もクリエイティブを作る中で「これもいいし、あれもいい」みたいにブレてしまうこともある。結果的に全ていい!となってしまうこともあります。そこをきちんと「こっちだよ」と、佐野さんが先頭に立って導いてくれるんです。リブランディングの中でも「『あんこと』はどっちの方向に行きたいんですか?」って質問をされたことは、すごく記憶に残っています。マスに向けて、たくさんの人に売りたいのなら尖りすぎてもダメだ、と。そうした、こちらの論点を整理して導いてくれるところがすごく助かりました。
横尾:佐野さんが東京理科大学卒だと聞いて、やっぱり!と思いました。感性と論理を両立して、そのバランス感覚でお客さんに寄り添ってくれる。そうした姿勢に感銘を受けましたし、SMDOの魅力はこういうところだと思いますね。
ブランドプロフィール
あんこと / ANKO TO
東京・五反田と恵比寿の和食屋「それがし」から生まれた「あんこと / ANKO TO」は、“あんこ”との新たな出会いを通じて、その魅力を伝える新しい“和”スイーツを提案します。北海道産のこだわり小豆を使用し、職人が丹精込めて炊き上げた自家製あんこを主役に、ユニークで心和らぐ甘味や焼き菓子をお届け。素材本来のおいしさを大切に、あんこが好きな方もそうでない方も楽しめる優しくて素朴な甘さを追求しています。ハレの日のおやつから、日々の暮らしを彩るご褒美お菓子まで。季節の移ろいが感じられる贈り物や、特別なひとときにそっと寄り添います。
スイーツブランド 担当事例
ロゴ、パッケージBOX、ショッパー、リーフレットのアートディレクションとグラフィックデザイン
リブランディングにおけるクリエイティブ全般のクリエイティブディレクション、アートディレクション、グラフィックデザイン等
Tokyo University of Science ~ RIDAIHITO
佐野の母校である東京理科大学様から取材のご依頼をいただき、東京理科大学報 第237号に掲載される「理大人」のコーナーでインタビューが公開されました。
デジタルパンフレット237号
https://www.tus.ac.jp/d-pam/magazine/no237/#target/page_no=7
理大人のコーナーは、大学の特設ページでもご紹介していただいております。
インタビュー全文は是非こちらをご覧ください。
https://www.tus.ac.jp/ridaihito/2370.html
東京理科大学公式SNS
・X
https://x.com/TUS_PR/status/1915574828498903151
https://www.instagram.com/p/DI2cmSszIXx/?img_index=1
東京理科大学公式HPはこちら
Gakusei shinbun
学生新聞にて、佐野のインタビュー記事が掲載されました。
sogyo techo
@DIME
ライフハック、新製品情報、トレンド、仕事術、データまで「知りたい」をわかりやすく紹介するWEBマガジン『@DIME』(アットダイム)にて、仕事の愛用品を紹介させていただきました!
Art Director Minami Sano was featured in the web magazine “@DIME,” which provides clear and concise information on life hacks, new products, trends, work techniques, and data. She introduced her favorite work items!
ADF Webmagazine interview
Introduction in「anokami,konokami」
株式会社竹尾様「あの紙、この紙」のコーナーにて、SMDOがビジュアルブランディングとデザイン担当させていただいた「caramelife」様のパッケージをご紹介いただきました。
At the “Ano Kami, Kono Kami” segment of Takao Co., Ltd., SMDO was featured for our visual branding and design work on the packaging for CARAMELIFE.