Fujikoshi
Fujikoshi Rebranding


株式会社富士越様のご依頼で、ジュエリーブランド「Fujikoshi」のリブランディングを行いました。SMDOでは
・クリエイティブディレクション
・アートディレクション
・グラフィックデザイン
・イラスト製作
・ロゴのデザイン
・ロゴのシステムガイドの作成
・キービジュアル等の撮影全般
・撮影ディレクションと撮影チームのキャスティング
・全体の進行管理
・スチールレタッチ(人物はカメラマン竹下さんと共同レタッチ)
・商品写真のレタッチ全般・ブランドEC サイトのTOPページデザイン
・SNSのフィードデザインとリール動画監修
・SNSキャンペーンの打ち出しやバナー広告作成
・パッケージデザインの監修
・モデルキャスティング
などクリエイティブ全般を担当させていただきました。
ECサイト
https://fujikoshijewelrystore.com/
We were commissioned by Fujikoshi Co., Ltd. to lead the rebranding of the jewelry brand “Fujikoshi”
At SMDO, our scope of work covered the full spectrum of creative direction, including:
・Creative direction
・Art direction
・Graphic design
・Illustration production
・Logo design
・Creation of the logo system guide
・Overall key visual photography
・Photography direction and casting for the photography team
・Comprehensive project management
・Still-image retouching (with portrait retouching done jointly with photographer Mr. Takeshita)
・Product photography retouching
・Design of the brand’s e-commerce top page
・SNS feed design and supervision of Reels video content
・Creative development for SNS campaigns and banner advertisements
・Supervision of packaging design
・Model casting
Through this extensive involvement, SMDO oversaw the project’s creative direction in its entirety.





ブランドロゴは、日本の伝統的な表現手法である「書」を基調に据え、変わらない日本らしさを象徴するデザインとして仕上げました。
文字の線の力強さや余白の美しさには、静かで凛とした品格と佇まいを宿しています。さらに、ブランドコンセプトである「“本物”のジュエリーを身に着けることで、富士のようないつも変わらない芯の強さを抱き、流行に左右されず自分らしさを信じられるようになる」という思いを反映。日本の象徴である富士の揺るぎない存在感をデザインに重ね合わせることで、時代を超えても変わらない価値と力強さを表現しました。
静かでありながら力強く、品格と信頼感を兼ね備えたクリエイティブによって、ブランドの理念と世界観を象徴しています。
書道家:脊戸衣理伽雅号:北原理風
The brand logo is rooted in sho, the traditional Japanese art of calligraphy, and was crafted to embody an enduring sense of Japanese identity.
The bold strength of each stroke and the refined beauty of the surrounding negative space evoke a quiet yet dignified presence. The design further reflects the brand’s concept: by wearing authentic jewelry, one can carry an unwavering inner strength—like Mount Fuji—and remain true to oneself without being swayed by trends.
By layering the steadfast presence of Fuji—an enduring symbol of Japan—into the design, it expresses a sense of timeless value and resilience.
Calm yet powerful, the creative direction embodies both elegance and trust, symbolizing the brand’s philosophy and worldview.
Calligrapher: Erika Seto
Art Name (Gagō): Rifu Kitahara





Web DesignArt Direction & PhotoDirection : Minami Sano(SMDO)Assistant Direction : Shinnosuke Nakasone(SMDO)Chief Graphic Designer : Yuichi Ikehata(SMDO)Graphic Designer : Sachiko Fukuoka(SMDO),Shigeo Sato(SMDO)Assistant Designer:Machiko Terada(SMDO)Brand Site Coding:株式会社ShiiiroIllust : Fumiko Yamane(SMDO),Sayaka Yamashita(SMDO)








SNS Feed DesignFeed DesignArt Direction : Minami Sano(SMDO)Assistant Direction : Shinnosuke Nakasone(SMDO)Graphic Designer : Romi Nakano(SMDO),Machiko Terada(SMDO)Assistant Designer:Anju Mori(SMDO),Shigeo Sato(SMDO)
SNS Banner AdsArt Direction : Minami Sano(SMDO)Assistant Direction : Shinnosuke Nakasone(SMDO)Graphic Designer : Machiko Terada(SMDO)

Logo DesignArt Direction : Minami Sano(SMDO)Assistant Direction : Shinnosuke Nakasone(SMDO)Chief Graphic Designer : Yuichi Ikehata(SMDO)Calligrapher:Rifuu KitaharaAssistant Designer:Mariko Adachi(SMCO),Anju Mori(SMDO)
Logo System GuideArt Direction : Minami Sano(SMDO)Assistant Direction : Shinnosuke Nakasone(SMDO)Chief Graphic Designer : Yuichi Ikehata(SMDO)Graphic Designer : Machiko Terada(SMDO)
Package DesignArt Direction : Minami Sano(SMDO)



photoshootArt Direction & PhotoDirection : Minami Sano(SMDO)Assistant Direction : Shinnosuke Nakasone(SMDO)Photographer:Tomohiro Takeshita,Moeko SawadaVideographer:Takuma IiokaProp Stylist:Honoka FukanoProp Stylist Assistant:Midori Kurosu,Seina NodaFashion Stylist : Takako NakaizumiFashion Stylist Assistant:Minami TanakaHair & Make:Rika TsutsuiModel : SAYUMI(STANFORD.INC)Body Parts Model:Sao Satsukawa,Seina Noda,Yuko Onda(SMDO)Status Manager:Machiko Terada(SMDO)Client:株式会社富士越
Photo RetouchingArt Direction : Minami Sano(SMDO)Assistant Direction : Shinnosuke Nakasone(SMDO)Main KV:Tomohiro TakeshitaRetoucher : Shigeo Sato(SMDO),Kazuko Nishime(SMDO)Assistant Retoucher : Machiko Terada(SMDO),Miki Asakawa(SMDO),Mariko Adachi(SMCO),Maiko Shimohiro(SMDO),Anju Mori(SMDO)









SNS Reels EditingArt Direction : Minami Sano(SMDO)Assistant Direction : Shinnosuke Nakasone(SMDO)Social Media Video Editor:Yuichiro Fukui

Fujikoshi Rebranding interview【Part2】



株式会社富士越/代表取締役社長
平川 大祐
1994年8月 有限会社富士越を設立
1994年11月 株式会社小田急百貨店と取引開始
1995年1月 株式会社伊勢丹と取引開始
1995年9月 株式会社松坂屋と取引開始1995年10月有限会社 富士越を組織変更して 株式会社富士越とする
1995年11月 株式会社 十字屋と取引開始1996年11月株式会社 セゾンダイレクトマーケティングと取引開始
1997年1月 株式会社東急百貨店と取引開始
1997年6月 インペリアル・エンタープライズ(Ⅰ・E・Ⅰ)株式会社と取引開始
1998年10月 株式会社ダイエー O・M・Cと取引開始
2000年5月 株式会社髙島屋と取引開始

Sano Minami Desogn Office 代表/アートディレクター
佐野 みなみ
1983年11月03日生まれ。東京理科大学理学部化学科卒業 東京理科大学大学院理学研究科 化学専攻中退
その後、第一種特待生としてバンタンデザイン研究所グラフィックデザイン学科入学。
C.T.T.P (現 信藤三雄事務所) インターン在籍後2009年4月より2010年4月まで 合同会社OPERA (現 株式会社ヴィーナス・スプリング ) に在籍。グラフィックデザイナーとして勤務。
2010年4月より独立しSano Minami Design Officeを設立。
2023年から3年連続でグラフィックデザイン年鑑『MdNデザイナーズファイル』にて最前線で活躍しているトップクリエイター&次世代を担う若手デザイナー255組の1人として掲載されている。


クライアントに指摘をいただくことはあってはいけない
厳しいチェック体制がクオリティを底上げする
− 他のデザイン事務所と比べて、SMDOのどんなところに高クオリティを感じましたか?
平川様: 事前に社会のトレンドや事例を圧倒的量でマーキングをしてくれるところですね。
1回目の打ち合わせ時は幅広めに出してくれているので80%のクオリティなわけですが、その中にすでに“100%のクオリティ”の提案が埋まっているイメージなんです。
その中で1~2個を選択したら、あとは私が思っている100%をずっと超えていっていただける。
一番大きかったのは、動画の制作ですね。佐野さんは「富士越の世界観を活かすならこんな動画のこれを参考にすべき」という風にストーリーとして汲み取っていただけるのがすごい。佐野さんの中の“富士越らしさ”が出来上がっている。その理解があってこそ、初動からクオリティが高いと感じています。
佐野: 例えばブランド紹介動画を制作するとしたら、ラインナップを全て紹介するのではなく一つ一つ紹介した方がいいと思っています。
ネックレスを紹介する動画、指輪を紹介する動画、と分けることによって、それを購入するリンクにつなげると購買意欲をそそるSNSの展開につなぎやすい。
最初から全てのラインナップを紹介するよりも、それぞれの商品で分けて動画にすることで、ネタは商品の数だけどんどん増えていくわけで。
割と感覚的なブランドの世界観と機能面を併せて意識しつつ、ご提案させていただきました。


− 今までのデザイナーとしての経験値が、提案の明確さにつながるわけですね。
佐野: あとは、私がイメージした世界観がうちのデザイナーに伝わるように、何度も修正を繰り返しているので。それでいいと思ったものを平川さんに提示している経緯があるので、結果私がイメージしているものをガツっとお出しできている部分もあります。
平川様: そう!何度もチェックしてるスピード感じゃない仕上がりで出てくるんです!どうやってるのか聞きたかった(笑)。
佐野さんとのコミュニケーションの中で世界観が醸成されているからこそ、どんどん速くなっていく感覚を私はずっと感じていて。
それこそSNS投稿のフィードは最初1~2ヶ月分で依頼したのに、一気に半年分出来上がってきて。「デザインが溢れてきて6ヶ月分になりました」と(笑)。
スタッフ皆さんそれぞれが富士越らしさを汲み取ってくれて、これもいい、これも採用しようと。結果的にどれも捨てられないものとして残ったというエピソードはすごく印象に残りましたね。
佐野: メインのコミュニケーションは私と平川さんでやらせていただきましたが、たまに各作業担当のスタッフとやりとりしていただく事もありますね。
白鳥が水面下でガーッと足を動かして泳いでいるように、多くのスタッフの作業があって、水面上で私がスッと平川さんにお伝えするイメージです。
裏側のやり取りはすごい物量になりますし、1日に富士越案件でトータル7人ぐらいとやりとりを進めています。うちのデザイナーも「佐野もまたこんなに修正送ってきて…」って気持ちはあると思うんですよ。
でもそこでクライアント様にご指摘をいただくようなクオリティはあってはいけないと思っています。
ちゃんとしたクオリティで安心できるレベルのものをお出ししますし、決め打ちじゃなくクライアントさんに選択肢を持っていただきたいなと。



平川様: 個人的な体験談として、コンサルのときは各担当者さんと細かいところまで話したいタイプなんです。自分が伝えるニュアンスと、伝聞形式で担当者から違う人に伝わっていくニュアンスに必ず差が出てしまうので。SMDOとのお仕事でそうならなかったのはすごく不思議だな、と。
佐野さんのレスの速さによって「伝わってないかも」と思うことが1回もなくて、上がってきたものが私のイメージと違うこともなかった。
佐野: ありがとうございます、そう言っていただけて嬉しいです。
うちのスタッフにはもちろん、お客様との打ち合わせ動画を収録したものをまるっと見てもらって、やり取りも絶対一通り見てねと伝えています。
その上でこういうものを作ろうとしてるんだよ、ということを細かく共有するので、齟齬が少ないのだと思います。
私のジャッジがあった上で必ずお客様に提示するよう徹底しているので、最終的に必ず私というフィルターを通す以上、間違った濾過のされ方はしないという自信があります。
平川様: そういった部分もノーストレスでしたね。私自身こだわりがある自覚もありますし、これだけの速さで制作物ができたのはSMDOのそうしたスピード感が大きいと思います。
下:SMDOが提案したWEBサイト用のイラストレーション
Website Illustration Concept by SMDO


− ウェブデザインの初回が出てきたとき、どんな印象を持ちましたか?
平川様: 初めて「選べない」と思いました。
コメント1回目で「どれでHP出してもいい」とお伝えした記憶があります。その中であえて優劣をつけるなら、という目線でやり取りをさせていただいて、6つの提案をいただいた際に佐野さんがコメントとして、「どう他社に負けない富士越しらしさを出すかよく考えた方がいい」と伝えてくれたんです。
それによって色々考えることができましたね。
佐野: 平川さんは冷静な目線で見てくださる方なので。
例えばターゲット層の方にちゃんとヒアリングしたり、社内でリサーチもご自身でされた上でジャッジされるんですよね。そうしたところも素晴らしいなと思いました。
物撮影、モデル撮影、動画撮影の三軸で稼働
SMDOのチームビルティング力で実現した12時間撮影
− ビジュアルのディレクションや撮影業務については何かエピソードがありますか?
平川様: 今回、すごく無理を言って佐野さんのオフィスで3箇所同時撮影していただいたんですよ。香盤表の細かさと量の多さで、本来1日12時間くらいで撮影するものではないのが分かると思うんですけど…(笑)。

下:撮影の際に使用した香盤表
The shooting schedule used during the photoshoot

下:世界観の表現のすり合わせ
Aligning on the expression of the overall brand/worldview.


佐野: 物撮影とモデルさん撮影、動画撮影の軸を作って三軸撮影でした。
私は撮影現場にいるけど、基本的にZOOMでカメラマン3人と繋がって、画面共有してもらって進めました。
違う部屋でそれぞれ撮影してもらうのですが、テストシュートしたらクラウドにアップしていって、それを平川さんに見てもらって、気になるところがあるか現地で確認してもらう。三軸の3人のカメラマンと現場でやりとりをしながら、現場にいるのにオンライン撮影のような方式で実施しました。
結局カメラマンやスタイリストって1日のギャランティーでいくら、という拘束時間でお金が発生しますよね。普通この物量を撮るのって一般的には2~3日かかっておかしくない量なんです。
でもお客様にとったら私が1日稼働するのと3日稼働するのでディレクション料金も全然変わってくるわけで。1日でコンパクトに撮れるなら結果的にコスパもいい、お客様にお得だと思っていただきたいので。
ただ、カメラマンさんの立場で見ると同じ現場に別のカメラマンさんがいるので、関係性ができていないとバチバチになる可能性もあります。
SMDOのチームとして撮影を乗り越えてきた、信頼関係があるカメラマンを選んでチーム変成したので、撮れ高もすごい量でしたね。
平川様: 佐野さんのチームビルディング力を実感しましたね。
佐野: この撮影方法でできると判断した理由は、平川さんの決断力の速さありきでした。
代理店さんが入っているようなプロジェクトの場合、まず代理店の担当者が3~4名いて、そこで悩みます。で、クライアントも何名かいて決断があります、と。決定権、意見を出す方が何名もいて「そこで一回揉みます」みたいなプロジェクトだと、この三軸撮影はまず無理なんですよ。
一回撮って「平川さんどうですか?」「オッケーです!」というスピード感でいけるってことが今までのSlackなどのやり取りでわかっていたので、じゃあ平川さんだったら三軸撮影でコスパよくいけるかなと。
平川様: この角度が良いとか色みの濃さ、レタッチのイメージとか、そうした感性が私と佐野さんで近い部分があって。その辺を議論する必要がないのも気持ちよかったですね。
撮影中1~2分くらいでレタッチのイメージをその場で作ってくれる。世の中で素敵だと思われているものの中で、好みが系統として似ているんです。

下:ジュエリースタイリングのイメージ
Jewelry styling image by SMDO

佐野: そうなんですよね。平川さんってクリエイターではないんですけど、審美眼的なものはアートディレクター並みにある方だと思っていて。
結局アードディレクションやデザインって整理技術みたいなところがあるので、コンサルとも近いところがあるし、クリエイティブの作り方の判断とか心理を感覚的に分かっていらっしゃる。
私もある意味デザインのコンサルみたいな職業なので、そう言った部分でも平川さんとは親和性が高いのかもしれないですね。
好みが似てるエピソードとしては、竹尾さんという紙の業者があって、たくさんの種類があるんですが、その中で平川さんがピックアップしたグムンドというめちゃくちゃいい紙があるんです。
グムンドはそもそも取り扱っている店舗が結構少ないのですが、その中でグムンドを選んでくる平川さんに驚いてしまって。選んだグムンドのシャンパンゴールドは私が本当に大好きな紙で、それを平川さんが持ってきた時「シンクロ率ー!」って驚いちゃいました(笑)。
今回のお仕事をさせていただいた3ヶ月間のやり取りでお互いの信頼感も生まれてきて、よりシンクロ率が高まってきたと思いますね。


平川様: 私はアートという世界は右脳の世界だと思っていたけど、佐野さんは右脳と左脳を両方使える方だと思いました。私自身はずっと左脳を使って生きてきたのですが、この3ヶ月で右脳側を使って初めて仕事してみて、左脳側も刺激されている感覚がありました。
今回以上のクオリティがここから出るかわかりませんが、私自身のもし次のブランドを作るチャンスがあれば、なるべく今回を越えたいと思っています。
それくらい今回のデザインやビジュアルは気に入っていますね。
デザイナーで、ふわっとした言葉で「なんとなくこう」みたいな伝え方はできても「この水彩画はグラデーションがこれくらいの濃さからこの濃さまで」というように具体的に解像度高く言語化できる方ってあまりいないんですよ。
佐野さんの場合は、その表現がしっくり来る。テキストベースで言われるからこそ、見返した時「そういう世界線だったな」と感じられた私の中で納得や理解がしやすかったですね。
佐野: 平川さんの中でも、ブランドのイメージは固まっていらっしゃるんだけれどもそれをどう形にしていいか分からないところはあったと思うので、そこを言語化するお手伝いが私たちの仕事の本質でもあるんですよね。
なのでヒアリングもお時間かけてさせていただいて、分析をして候補をお出しして選んでいただくやり方を取っていますが、それは私が理系だったから出てくるやり方なのかも。理系の研究って、いっぱい検証してやってみないとわからないところもあったので、検証してご提示する流れはSMDOの特徴かなと思いますね。

下:パッケージに使用するホットスタンプのカラーバリエーション検証の様子
The process of examining color variations for the hot-stamping used in the packaging.


− 思い出のエピソードはありますか?
平川様: 撮影を段取りしていたときに、ケータリングでラーメンを食べたいという話が出て。ケータリングのイメージっておにぎりとかオードブルとか冷たいものが多いけど、出来立てのあったかいもの食べて欲しいじゃないですか。
そこで、私の知人に「ラーメン屋さんでケータリングできるところ知りませんか?」って聞いてみたら「ちょっと聞いたことないですね。でも自分もラーメンフェスとか出てますし、僕で良ければ出張行きますよ」って引き受けてくれて!
撮影中、みんなであったかいラーメン食べて撮影してすごく楽しかったので、今後続けていこうと思っていますね。
佐野: 今までラーメン屋さんが出張で来てくれる撮影の経験がなかったし、そぼろ丼とかトリュフの香りがするラーメンとか出てきて、うちの撮影チームもテンション爆上がりでした(笑)。
下:ロゴデザインのシステムガイド
Guidelines for the logo design system

− 今後SMDOとこんな仕事を一緒にしたい、こんなことを頼みたいなどの希望があれば教えてください。
平川様: 私としては、これからブランドをまだまだ増やしていきたいと思っていて。サブブランドのようにしても良いし、全然違うテイストでも作りたいなと。
世の中ではこれだけ幅広くファッションが展開していて、それに合うジュエリーはそれぞれ違っているし、個人の好みも多種多様です。SNSの小さなコミュニティという世界観を活かして「1000人に愛される小さなブランド」を50ブランド以上作りたい。SMDOとは、今後もそうした仕事を一緒に作っていきたいですね。
あとは、ジュエリーじゃなくても良いので佐野さんの世界観でブランドを立ち上げるのはやってみたいなぁと思いますね。


佐野: やりたーい!
現在私自身がお家探しもしているので、ジュエリー×インテリアのデザインも最高ですよね。
平川様: ジュエリーに直接関係あるものじゃなくても、関連のある周辺のプロダクトをデザインして作っていけたら、と思っています。
あとは、NOMIくんとMUUちゃんのコラボも考えていきたいですよね(笑)。
佐野: 最高ですね! こんなに素晴らしいクライアントさまがいていいのだろうか?
本当に長いお付き合いさせていただけたら私も嬉しいです。今後ともよろしくお願いいたします!


ブランドプロフィール
Fujikoshi
富士越はジュエリー&アクセサリーの会社です。
テレビ通販や百貨店通販などで販売する
ジュエリー・アクセサリー商品の企画から提案、卸しを営んでいます。
テレビ通販番組に出演して商品解説もする会社です。
ジュエリーは生活に必要不可欠なものではありません。しかし、お気に入りに出会えたときの高揚感、
身に着けたときの幸福感・満足感はいつの時代も変わらず続いていくものと確信しております。
お客様の笑顔のために富士越はジュエリー&アクセサリーを創り続けてまいります。
Instagram : https://www.instagram.com/fujikoshi_jewelry/
ファッションブランド 担当事例


Fujikoshi Rebranding interview【Part1】


「Fujikoshi」の実績ページはこちらからご覧ください。
https://sanominami.com/project/stitch-hotel-kyoto/
公式サイト
ECサイト
https://fujikoshijewelrystore.com/

株式会社富士越/代表取締役社長
平川 大祐
1994年8月 有限会社富士越を設立
1994年11月 株式会社小田急百貨店と取引開始
1995年1月 株式会社伊勢丹と取引開始
1995年9月 株式会社松坂屋と取引開始1995年10月有限会社 富士越を組織変更して 株式会社富士越とする
1995年11月 株式会社 十字屋と取引開始1996年11月株式会社 セゾンダイレクトマーケティングと取引開始
1997年1月 株式会社東急百貨店と取引開始
1997年6月 インペリアル・エンタープライズ(Ⅰ・E・Ⅰ)株式会社と取引開始
1998年10月 株式会社ダイエー O・M・Cと取引開始
2000年5月 株式会社髙島屋と取引開始

Sano Minami Desogn Office 代表/アートディレクター
佐野 みなみ
1983年11月03日生まれ。東京理科大学理学部化学科卒業 東京理科大学大学院理学研究科 化学専攻中退
その後、第一種特待生としてバンタンデザイン研究所グラフィックデザイン学科入学。
C.T.T.P (現 信藤三雄事務所) インターン在籍後2009年4月より2010年4月まで 合同会社OPERA (現 株式会社ヴィーナス・スプリング ) に在籍。グラフィックデザイナーとして勤務。
2010年4月より独立しSano Minami Design Officeを設立。
2023年から3年連続でグラフィックデザイン年鑑『MdNデザイナーズファイル』にて最前線で活躍しているトップクリエイター&次世代を担う若手デザイナー255組の1人として掲載されている。

3ヶ月でリブランディングビジュアルをリリース
初手から情報量多めのSMDOの初回打ち合わせ
− まずはじめに、株式会社富士越様の沿革をお聞かせください。
株式会社富士越 平川様(以下 平川様): 富士越は、30年以上卸しだけでやってきたジュエリーの会社です。前のオーナーは元々御徒町のジュエリーの卸会社で働いていたのですが、33歳の時に富士越を起業されました。
伊勢丹やテレビ局各局、通販チャンネルQVCなどへの卸しを中心に、少しずつ事業拡大し現在従業員13名。元オーナーが65歳を迎える年に事業を引き継がせていただきました。
業種としてはジュエリーの卸しで、客先は割と固い取引先ですが、富士越というブランド名は世の中には全く知られていないブランドです。


− 改めて富士越をブランドとして世の中に知っていただくために、SMDOにリブランディングの依頼をされたということですね。
平川様: テレビで通販番組を見る方が少なくなったり、百貨店に行く人も減ったりしている状況で、富士越のようなブランドには生き残り戦略が必要です。
小さくなっていく市場の中で、30代の私に事業を引き継がせようと思ったのは、そうした戦略を期待していただいた部分もあったんだと思います。
今年8月に引き継ぎをした後、年内にリブランディングビジュアルをリリースしたいと考え、かなり急ぎの案件としてSMDOに依頼をさせていただきました。
下:SNS用の広告デザイン
Advertisement design for social media

− 8月に引き継いでからリブランディング即スタート、11月にリリースされた。かなりの超特急ですね。
平川様: そうですね。
私は元々大手総合商社で保険を扱う部署だったので、デザインの発注経験などはなく業界標準的なリードタイムやスピード感について知識がなくて。
自分でAIでデザインを作れないかも検証したのですが、顧客ニーズをつかんだ良質なものを作るのはAIではまだ現実的ではないなと。そこで弊社内にいた佐野さんの友人が「佐野さんだったら間に合うかもしれない」と紹介してくれました。
8月の半ばに初めてお会いして、事例紹介や進め方までご提案いただき即決でしたね。

下:SMDOが提案したパッケージデザイン
Package Design Concept by SMDO




− 依頼しようと思ったポイントは何でしたか?
平川様: 打ち合わせ時の情報量の多さと、圧倒的に調べてくださるところです。「業界での流行」や「他ブランドの施策」などの情報を、圧倒的な調査量の上で提示してくれる。
そうした情報量+佐野さんのセンスでスクリーニングされた提案が来るところが、SMDOの魅力だと思います。初回提案からすごいクオリティのものが出てくるんですよね。
素早い提案はやはりリサーチに欠けることが多いし「作り込もうとすると調査に2ヶ月かかります」というパターンもありました。コンサルをやっていた私の感覚では、調査に2ヶ月は遅い。
そうしたスピード感がSMDOはピカイチです。
佐野: SMDOが他社ジュエリーブランドのリブランディングを過去に経験していることも、実績として安心感を持っていただけたかなと思います。
我々はビジュアルを大事にする案件やウェブサイト制作の実績もあるので、そういうポイントを見てご依頼いただけたなら嬉しいですね。



多方向からの的確なアドバイスで顧客の要望を明確化
− 実際に依頼してみて、SMDOとの仕事はいかがでしたか?
平川様: 佐野さんは本当にレスが速くて…私自身、レスが速い自信があったのですが「負けた!」と思いました(笑)。
ものすごいスピード感で的確にアドバイスが来る。これが一番安心感につながる部分でした。そんな中でも「やめた方が」というアドバイスも実はいただいていて。それによって私が危ない方向を選択するのを回避したことがいくつかありました。
お客さんの気持ちに寄せて進めて決めていく人も多い中、私としてはすごく進めやすかったです。
佐野: 平川さんはすごく素直なんです。私が「これは違うと思いますよ」というアドバイスをしても、全部鵜呑みにするわけじゃなく、平川さんのご判断でしっくりきたものを取り入れられるというか。
富士越のロゴを最初に決める際にも、平川さんがしっかりした考えをお持ちで「こういう感じで進めようと思うんです」とAIで作ったイメージをご提示いただいて。
今後AIはどんどんクリエイティブに活用されていく時代ですが、今AIは著作権の部分がグレーだったり、ビジネスとして使うためにはまだリスクがあると思うんです、とお話しして方向転換したんです。
平川さんがいいなと思ったものに対してのエンジンのかけ方、考えの切り替えスピードは、私が今まで取引させていただいたクライアント様の中でも一番でしたね。

下:SMDOが提案したWEBサイトのデザイン
Smartphone Website Design Concept by SMDO


− SMDOの印象を教えてください。
平川様: AIに絶対邪魔されない“生き残るデザイナー”さんだと思っていて。
私自身もコンサルをやっていて、淘汰の危機を感じることがあるんです。パワポ制作、調査などの作業もAI化が進むし、特に新人/若手のコンサルはいらなくなるんじゃないかなと。ただ、AI化が進んだ後でも”残る人”というのは、これまで自分で見定めたり、手を動かした経験を泥臭くしてきた、そのものごとに対して実態の理解や手触り感を持った人だと思うんです。今は過渡期でAIを使えるだけで優位に立てる時代ではありますが、最後に全員がAIを使うようになったときには、結局は個人の能力や経験に収束して、スクリーニングをかけられる人が残っていくだろうなと。佐野さんは絶対にそうなる方だな、と思っています。
佐野: ありがたいですね。
個人的には全くAIを導入すべきじゃないかといったらそういうわけではなくて、例えば撮影に関して今のAI技術で多少効率化できるならすればいいと思いますし。ベースを我々の方で作って、それを効率化するためにAIをどんどん使っていきたい。うまく利用して効率的に良いものができれば、と私も思っています。


ブランドプロフィール
Fujikoshi
富士越はジュエリー&アクセサリーの会社です。
テレビ通販や百貨店通販などで販売する
ジュエリー・アクセサリー商品の企画から提案、卸しを営んでいます。
テレビ通販番組に出演して商品解説もする会社です。
ジュエリーは生活に必要不可欠なものではありません。しかし、お気に入りに出会えたときの高揚感、
身に着けたときの幸福感・満足感はいつの時代も変わらず続いていくものと確信しております。
お客様の笑顔のために富士越はジュエリー&アクセサリーを創り続けてまいります。
Instagram : https://www.instagram.com/fujikoshi_jewelry/
ファッションブランド 担当事例



