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株式会社富士越/代表取締役社長
平川 大祐
1994年8月 有限会社富士越を設立
1994年11月 株式会社小田急百貨店と取引開始
1995年1月 株式会社伊勢丹と取引開始
1995年9月 株式会社松坂屋と取引開始1995年10月有限会社 富士越を組織変更して 株式会社富士越とする
1995年11月 株式会社 十字屋と取引開始1996年11月株式会社 セゾンダイレクトマーケティングと取引開始
1997年1月 株式会社東急百貨店と取引開始
1997年6月 インペリアル・エンタープライズ(Ⅰ・E・Ⅰ)株式会社と取引開始
1998年10月 株式会社ダイエー O・M・Cと取引開始
2000年5月 株式会社髙島屋と取引開始

Sano Minami Desogn Office 代表/アートディレクター
佐野 みなみ
1983年11月03日生まれ。東京理科大学理学部化学科卒業 東京理科大学大学院理学研究科 化学専攻中退
その後、第一種特待生としてバンタンデザイン研究所グラフィックデザイン学科入学。
C.T.T.P (現 信藤三雄事務所) インターン在籍後2009年4月より2010年4月まで 合同会社OPERA (現 株式会社ヴィーナス・スプリング ) に在籍。グラフィックデザイナーとして勤務。
2010年4月より独立しSano Minami Design Officeを設立。
2023年から3年連続でグラフィックデザイン年鑑『MdNデザイナーズファイル』にて最前線で活躍しているトップクリエイター&次世代を担う若手デザイナー255組の1人として掲載されている。


クライアントに指摘をいただくことはあってはいけない
厳しいチェック体制がクオリティを底上げする
− 他のデザイン事務所と比べて、SMDOのどんなところに高クオリティを感じましたか?
平川様: 事前に社会のトレンドや事例を圧倒的量でマーキングをしてくれるところですね。
1回目の打ち合わせ時は幅広めに出してくれているので80%のクオリティなわけですが、その中にすでに“100%のクオリティ”の提案が埋まっているイメージなんです。
その中で1~2個を選択したら、あとは私が思っている100%をずっと超えていっていただける。
一番大きかったのは、動画の制作ですね。佐野さんは「富士越の世界観を活かすならこんな動画のこれを参考にすべき」という風にストーリーとして汲み取っていただけるのがすごい。佐野さんの中の“富士越らしさ”が出来上がっている。その理解があってこそ、初動からクオリティが高いと感じています。
佐野: 例えばブランド紹介動画を制作するとしたら、ラインナップを全て紹介するのではなく一つ一つ紹介した方がいいと思っています。
ネックレスを紹介する動画、指輪を紹介する動画、と分けることによって、それを購入するリンクにつなげると購買意欲をそそるSNSの展開につなぎやすい。
最初から全てのラインナップを紹介するよりも、それぞれの商品で分けて動画にすることで、ネタは商品の数だけどんどん増えていくわけで。
割と感覚的なブランドの世界観と機能面を併せて意識しつつ、ご提案させていただきました。


− 今までのデザイナーとしての経験値が、提案の明確さにつながるわけですね。
佐野: あとは、私がイメージした世界観がうちのデザイナーに伝わるように、何度も修正を繰り返しているので。それでいいと思ったものを平川さんに提示している経緯があるので、結果私がイメージしているものをガツっとお出しできている部分もあります。
平川様: そう!何度もチェックしてるスピード感じゃない仕上がりで出てくるんです!どうやってるのか聞きたかった(笑)。
佐野さんとのコミュニケーションの中で世界観が醸成されているからこそ、どんどん速くなっていく感覚を私はずっと感じていて。
それこそSNS投稿のフィードは最初1~2ヶ月分で依頼したのに、一気に半年分出来上がってきて。「デザインが溢れてきて6ヶ月分になりました」と(笑)。
スタッフ皆さんそれぞれが富士越らしさを汲み取ってくれて、これもいい、これも採用しようと。結果的にどれも捨てられないものとして残ったというエピソードはすごく印象に残りましたね。
佐野: メインのコミュニケーションは私と平川さんでやらせていただきましたが、たまに各作業担当のスタッフとやりとりしていただく事もありますね。
白鳥が水面下でガーッと足を動かして泳いでいるように、多くのスタッフの作業があって、水面上で私がスッと平川さんにお伝えするイメージです。
裏側のやり取りはすごい物量になりますし、1日に富士越案件でトータル7人ぐらいとやりとりを進めています。うちのデザイナーも「佐野もまたこんなに修正送ってきて…」って気持ちはあると思うんですよ。
でもそこでクライアント様にご指摘をいただくようなクオリティはあってはいけないと思っています。
ちゃんとしたクオリティで安心できるレベルのものをお出ししますし、決め打ちじゃなくクライアントさんに選択肢を持っていただきたいなと。



平川様: 個人的な体験談として、コンサルのときは各担当者さんと細かいところまで話したいタイプなんです。自分が伝えるニュアンスと、伝聞形式で担当者から違う人に伝わっていくニュアンスに必ず差が出てしまうので。SMDOとのお仕事でそうならなかったのはすごく不思議だな、と。
佐野さんのレスの速さによって「伝わってないかも」と思うことが1回もなくて、上がってきたものが私のイメージと違うこともなかった。
佐野: ありがとうございます、そう言っていただけて嬉しいです。
うちのスタッフにはもちろん、お客様との打ち合わせ動画を収録したものをまるっと見てもらって、やり取りも絶対一通り見てねと伝えています。
その上でこういうものを作ろうとしてるんだよ、ということを細かく共有するので、齟齬が少ないのだと思います。
私のジャッジがあった上で必ずお客様に提示するよう徹底しているので、最終的に必ず私というフィルターを通す以上、間違った濾過のされ方はしないという自信があります。
平川様: そういった部分もノーストレスでしたね。私自身こだわりがある自覚もありますし、これだけの速さで制作物ができたのはSMDOのそうしたスピード感が大きいと思います。
下:SMDOが提案したWEBサイト用のイラストレーション
Website Illustration Concept by SMDO


− ウェブデザインの初回が出てきたとき、どんな印象を持ちましたか?
平川様: 初めて「選べない」と思いました。
コメント1回目で「どれでHP出してもいい」とお伝えした記憶があります。その中であえて優劣をつけるなら、という目線でやり取りをさせていただいて、6つの提案をいただいた際に佐野さんがコメントとして、「どう他社に負けない富士越しらしさを出すかよく考えた方がいい」と伝えてくれたんです。
それによって色々考えることができましたね。
佐野: 平川さんは冷静な目線で見てくださる方なので。
例えばターゲット層の方にちゃんとヒアリングしたり、社内でリサーチもご自身でされた上でジャッジされるんですよね。そうしたところも素晴らしいなと思いました。
物撮影、モデル撮影、動画撮影の三軸で稼働
SMDOのチームビルティング力で実現した12時間撮影
− ビジュアルのディレクションや撮影業務については何かエピソードがありますか?
平川様: 今回、すごく無理を言って佐野さんのオフィスで3箇所同時撮影していただいたんですよ。香盤表の細かさと量の多さで、本来1日12時間くらいで撮影するものではないのが分かると思うんですけど…(笑)。

下:撮影の際に使用した香盤表
The shooting schedule used during the photoshoot

下:世界観の表現のすり合わせ
Aligning on the expression of the overall brand/worldview.


佐野: 物撮影とモデルさん撮影、動画撮影の軸を作って三軸撮影でした。
私は撮影現場にいるけど、基本的にZOOMでカメラマン3人と繋がって、画面共有してもらって進めました。
違う部屋でそれぞれ撮影してもらうのですが、テストシュートしたらクラウドにアップしていって、それを平川さんに見てもらって、気になるところがあるか現地で確認してもらう。三軸の3人のカメラマンと現場でやりとりをしながら、現場にいるのにオンライン撮影のような方式で実施しました。
結局カメラマンやスタイリストって1日のギャランティーでいくら、という拘束時間でお金が発生しますよね。普通この物量を撮るのって一般的には2~3日かかっておかしくない量なんです。
でもお客様にとったら私が1日稼働するのと3日稼働するのでディレクション料金も全然変わってくるわけで。1日でコンパクトに撮れるなら結果的にコスパもいい、お客様にお得だと思っていただきたいので。
ただ、カメラマンさんの立場で見ると同じ現場に別のカメラマンさんがいるので、関係性ができていないとバチバチになる可能性もあります。
SMDOのチームとして撮影を乗り越えてきた、信頼関係があるカメラマンを選んでチーム変成したので、撮れ高もすごい量でしたね。
平川様: 佐野さんのチームビルディング力を実感しましたね。
佐野: この撮影方法でできると判断した理由は、平川さんの決断力の速さありきでした。
代理店さんが入っているようなプロジェクトの場合、まず代理店の担当者が3~4名いて、そこで悩みます。で、クライアントも何名かいて決断があります、と。決定権、意見を出す方が何名もいて「そこで一回揉みます」みたいなプロジェクトだと、この三軸撮影はまず無理なんですよ。
一回撮って「平川さんどうですか?」「オッケーです!」というスピード感でいけるってことが今までのSlackなどのやり取りでわかっていたので、じゃあ平川さんだったら三軸撮影でコスパよくいけるかなと。
平川様: この角度が良いとか色みの濃さ、レタッチのイメージとか、そうした感性が私と佐野さんで近い部分があって。その辺を議論する必要がないのも気持ちよかったですね。
撮影中1~2分くらいでレタッチのイメージをその場で作ってくれる。世の中で素敵だと思われているものの中で、好みが系統として似ているんです。

下:ジュエリースタイリングのイメージ
Jewelry styling image by SMDO

佐野: そうなんですよね。平川さんってクリエイターではないんですけど、審美眼的なものはアートディレクター並みにある方だと思っていて。
結局アードディレクションやデザインって整理技術みたいなところがあるので、コンサルとも近いところがあるし、クリエイティブの作り方の判断とか心理を感覚的に分かっていらっしゃる。
私もある意味デザインのコンサルみたいな職業なので、そう言った部分でも平川さんとは親和性が高いのかもしれないですね。
好みが似てるエピソードとしては、竹尾さんという紙の業者があって、たくさんの種類があるんですが、その中で平川さんがピックアップしたグムンドというめちゃくちゃいい紙があるんです。
グムンドはそもそも取り扱っている店舗が結構少ないのですが、その中でグムンドを選んでくる平川さんに驚いてしまって。選んだグムンドのシャンパンゴールドは私が本当に大好きな紙で、それを平川さんが持ってきた時「シンクロ率ー!」って驚いちゃいました(笑)。
今回のお仕事をさせていただいた3ヶ月間のやり取りでお互いの信頼感も生まれてきて、よりシンクロ率が高まってきたと思いますね。


平川様: 私はアートという世界は右脳の世界だと思っていたけど、佐野さんは右脳と左脳を両方使える方だと思いました。私自身はずっと左脳を使って生きてきたのですが、この3ヶ月で右脳側を使って初めて仕事してみて、左脳側も刺激されている感覚がありました。
今回以上のクオリティがここから出るかわかりませんが、私自身のもし次のブランドを作るチャンスがあれば、なるべく今回を越えたいと思っています。
それくらい今回のデザインやビジュアルは気に入っていますね。
デザイナーで、ふわっとした言葉で「なんとなくこう」みたいな伝え方はできても「この水彩画はグラデーションがこれくらいの濃さからこの濃さまで」というように具体的に解像度高く言語化できる方ってあまりいないんですよ。
佐野さんの場合は、その表現がしっくり来る。テキストベースで言われるからこそ、見返した時「そういう世界線だったな」と感じられた私の中で納得や理解がしやすかったですね。
佐野: 平川さんの中でも、ブランドのイメージは固まっていらっしゃるんだけれどもそれをどう形にしていいか分からないところはあったと思うので、そこを言語化するお手伝いが私たちの仕事の本質でもあるんですよね。
なのでヒアリングもお時間かけてさせていただいて、分析をして候補をお出しして選んでいただくやり方を取っていますが、それは私が理系だったから出てくるやり方なのかも。理系の研究って、いっぱい検証してやってみないとわからないところもあったので、検証してご提示する流れはSMDOの特徴かなと思いますね。

下:パッケージに使用するホットスタンプのカラーバリエーション検証の様子
The process of examining color variations for the hot-stamping used in the packaging.


− 思い出のエピソードはありますか?
平川様: 撮影を段取りしていたときに、ケータリングでラーメンを食べたいという話が出て。ケータリングのイメージっておにぎりとかオードブルとか冷たいものが多いけど、出来立てのあったかいもの食べて欲しいじゃないですか。
そこで、私の知人に「ラーメン屋さんでケータリングできるところ知りませんか?」って聞いてみたら「ちょっと聞いたことないですね。でも自分もラーメンフェスとか出てますし、僕で良ければ出張行きますよ」って引き受けてくれて!
撮影中、みんなであったかいラーメン食べて撮影してすごく楽しかったので、今後続けていこうと思っていますね。
佐野: 今までラーメン屋さんが出張で来てくれる撮影の経験がなかったし、そぼろ丼とかトリュフの香りがするラーメンとか出てきて、うちの撮影チームもテンション爆上がりでした(笑)。
下:ロゴデザインのシステムガイド
Guidelines for the logo design system

− 今後SMDOとこんな仕事を一緒にしたい、こんなことを頼みたいなどの希望があれば教えてください。
平川様: 私としては、これからブランドをまだまだ増やしていきたいと思っていて。サブブランドのようにしても良いし、全然違うテイストでも作りたいなと。
世の中ではこれだけ幅広くファッションが展開していて、それに合うジュエリーはそれぞれ違っているし、個人の好みも多種多様です。SNSの小さなコミュニティという世界観を活かして「1000人に愛される小さなブランド」を50ブランド以上作りたい。SMDOとは、今後もそうした仕事を一緒に作っていきたいですね。
あとは、ジュエリーじゃなくても良いので佐野さんの世界観でブランドを立ち上げるのはやってみたいなぁと思いますね。


佐野: やりたーい!
現在私自身がお家探しもしているので、ジュエリー×インテリアのデザインも最高ですよね。
平川様: ジュエリーに直接関係あるものじゃなくても、関連のある周辺のプロダクトをデザインして作っていけたら、と思っています。
あとは、NOMIくんとMUUちゃんのコラボも考えていきたいですよね(笑)。
佐野: 最高ですね! こんなに素晴らしいクライアントさまがいていいのだろうか?
本当に長いお付き合いさせていただけたら私も嬉しいです。今後ともよろしくお願いいたします!


ブランドプロフィール
Fujikoshi
富士越はジュエリー&アクセサリーの会社です。
テレビ通販や百貨店通販などで販売する
ジュエリー・アクセサリー商品の企画から提案、卸しを営んでいます。
テレビ通販番組に出演して商品解説もする会社です。
ジュエリーは生活に必要不可欠なものではありません。しかし、お気に入りに出会えたときの高揚感、
身に着けたときの幸福感・満足感はいつの時代も変わらず続いていくものと確信しております。
お客様の笑顔のために富士越はジュエリー&アクセサリーを創り続けてまいります。
Instagram : https://www.instagram.com/fujikoshi_jewelry/
ファッションブランド 担当事例




「Fujikoshi」の実績ページはこちらからご覧ください。
https://sanominami.com/project/stitch-hotel-kyoto/
公式サイト
ECサイト
https://fujikoshijewelrystore.com/

株式会社富士越/代表取締役社長
平川 大祐
1994年8月 有限会社富士越を設立
1994年11月 株式会社小田急百貨店と取引開始
1995年1月 株式会社伊勢丹と取引開始
1995年9月 株式会社松坂屋と取引開始1995年10月有限会社 富士越を組織変更して 株式会社富士越とする
1995年11月 株式会社 十字屋と取引開始1996年11月株式会社 セゾンダイレクトマーケティングと取引開始
1997年1月 株式会社東急百貨店と取引開始
1997年6月 インペリアル・エンタープライズ(Ⅰ・E・Ⅰ)株式会社と取引開始
1998年10月 株式会社ダイエー O・M・Cと取引開始
2000年5月 株式会社髙島屋と取引開始

Sano Minami Desogn Office 代表/アートディレクター
佐野 みなみ
1983年11月03日生まれ。東京理科大学理学部化学科卒業 東京理科大学大学院理学研究科 化学専攻中退
その後、第一種特待生としてバンタンデザイン研究所グラフィックデザイン学科入学。
C.T.T.P (現 信藤三雄事務所) インターン在籍後2009年4月より2010年4月まで 合同会社OPERA (現 株式会社ヴィーナス・スプリング ) に在籍。グラフィックデザイナーとして勤務。
2010年4月より独立しSano Minami Design Officeを設立。
2023年から3年連続でグラフィックデザイン年鑑『MdNデザイナーズファイル』にて最前線で活躍しているトップクリエイター&次世代を担う若手デザイナー255組の1人として掲載されている。

3ヶ月でリブランディングビジュアルをリリース
初手から情報量多めのSMDOの初回打ち合わせ
− まずはじめに、株式会社富士越様の沿革をお聞かせください。
株式会社富士越 平川様(以下 平川様): 富士越は、30年以上卸しだけでやってきたジュエリーの会社です。前のオーナーは元々御徒町のジュエリーの卸会社で働いていたのですが、33歳の時に富士越を起業されました。
伊勢丹やテレビ局各局、通販チャンネルQVCなどへの卸しを中心に、少しずつ事業拡大し現在従業員13名。元オーナーが65歳を迎える年に事業を引き継がせていただきました。
業種としてはジュエリーの卸しで、客先は割と固い取引先ですが、富士越というブランド名は世の中には全く知られていないブランドです。


− 改めて富士越をブランドとして世の中に知っていただくために、SMDOにリブランディングの依頼をされたということですね。
平川様: テレビで通販番組を見る方が少なくなったり、百貨店に行く人も減ったりしている状況で、富士越のようなブランドには生き残り戦略が必要です。
小さくなっていく市場の中で、30代の私に事業を引き継がせようと思ったのは、そうした戦略を期待していただいた部分もあったんだと思います。
今年8月に引き継ぎをした後、年内にリブランディングビジュアルをリリースしたいと考え、かなり急ぎの案件としてSMDOに依頼をさせていただきました。
下:SNS用の広告デザイン
Advertisement design for social media

− 8月に引き継いでからリブランディング即スタート、11月にリリースされた。かなりの超特急ですね。
平川様: そうですね。
私は元々大手総合商社で保険を扱う部署だったので、デザインの発注経験などはなく業界標準的なリードタイムやスピード感について知識がなくて。
自分でAIでデザインを作れないかも検証したのですが、顧客ニーズをつかんだ良質なものを作るのはAIではまだ現実的ではないなと。そこで弊社内にいた佐野さんの友人が「佐野さんだったら間に合うかもしれない」と紹介してくれました。
8月の半ばに初めてお会いして、事例紹介や進め方までご提案いただき即決でしたね。

下:SMDOが提案したパッケージデザイン
Package Design Concept by SMDO




− 依頼しようと思ったポイントは何でしたか?
平川様: 打ち合わせ時の情報量の多さと、圧倒的に調べてくださるところです。「業界での流行」や「他ブランドの施策」などの情報を、圧倒的な調査量の上で提示してくれる。
そうした情報量+佐野さんのセンスでスクリーニングされた提案が来るところが、SMDOの魅力だと思います。初回提案からすごいクオリティのものが出てくるんですよね。
素早い提案はやはりリサーチに欠けることが多いし「作り込もうとすると調査に2ヶ月かかります」というパターンもありました。コンサルをやっていた私の感覚では、調査に2ヶ月は遅い。
そうしたスピード感がSMDOはピカイチです。
佐野: SMDOが他社ジュエリーブランドのリブランディングを過去に経験していることも、実績として安心感を持っていただけたかなと思います。
我々はビジュアルを大事にする案件やウェブサイト制作の実績もあるので、そういうポイントを見てご依頼いただけたなら嬉しいですね。



多方向からの的確なアドバイスで顧客の要望を明確化
− 実際に依頼してみて、SMDOとの仕事はいかがでしたか?
平川様: 佐野さんは本当にレスが速くて…私自身、レスが速い自信があったのですが「負けた!」と思いました(笑)。
ものすごいスピード感で的確にアドバイスが来る。これが一番安心感につながる部分でした。そんな中でも「やめた方が」というアドバイスも実はいただいていて。それによって私が危ない方向を選択するのを回避したことがいくつかありました。
お客さんの気持ちに寄せて進めて決めていく人も多い中、私としてはすごく進めやすかったです。
佐野: 平川さんはすごく素直なんです。私が「これは違うと思いますよ」というアドバイスをしても、全部鵜呑みにするわけじゃなく、平川さんのご判断でしっくりきたものを取り入れられるというか。
富士越のロゴを最初に決める際にも、平川さんがしっかりした考えをお持ちで「こういう感じで進めようと思うんです」とAIで作ったイメージをご提示いただいて。
今後AIはどんどんクリエイティブに活用されていく時代ですが、今AIは著作権の部分がグレーだったり、ビジネスとして使うためにはまだリスクがあると思うんです、とお話しして方向転換したんです。
平川さんがいいなと思ったものに対してのエンジンのかけ方、考えの切り替えスピードは、私が今まで取引させていただいたクライアント様の中でも一番でしたね。

下:SMDOが提案したWEBサイトのデザイン
Smartphone Website Design Concept by SMDO


− SMDOの印象を教えてください。
平川様: AIに絶対邪魔されない“生き残るデザイナー”さんだと思っていて。
私自身もコンサルをやっていて、淘汰の危機を感じることがあるんです。パワポ制作、調査などの作業もAI化が進むし、特に新人/若手のコンサルはいらなくなるんじゃないかなと。ただ、AI化が進んだ後でも”残る人”というのは、これまで自分で見定めたり、手を動かした経験を泥臭くしてきた、そのものごとに対して実態の理解や手触り感を持った人だと思うんです。今は過渡期でAIを使えるだけで優位に立てる時代ではありますが、最後に全員がAIを使うようになったときには、結局は個人の能力や経験に収束して、スクリーニングをかけられる人が残っていくだろうなと。佐野さんは絶対にそうなる方だな、と思っています。
佐野: ありがたいですね。
個人的には全くAIを導入すべきじゃないかといったらそういうわけではなくて、例えば撮影に関して今のAI技術で多少効率化できるならすればいいと思いますし。ベースを我々の方で作って、それを効率化するためにAIをどんどん使っていきたい。うまく利用して効率的に良いものができれば、と私も思っています。


ブランドプロフィール
Fujikoshi
富士越はジュエリー&アクセサリーの会社です。
テレビ通販や百貨店通販などで販売する
ジュエリー・アクセサリー商品の企画から提案、卸しを営んでいます。
テレビ通販番組に出演して商品解説もする会社です。
ジュエリーは生活に必要不可欠なものではありません。しかし、お気に入りに出会えたときの高揚感、
身に着けたときの幸福感・満足感はいつの時代も変わらず続いていくものと確信しております。
お客様の笑顔のために富士越はジュエリー&アクセサリーを創り続けてまいります。
Instagram : https://www.instagram.com/fujikoshi_jewelry/
ファッションブランド 担当事例




株式会社富士越様のご依頼で、ジュエリーブランド「Fujikoshi」のリブランディングを行いました。SMDOでは
・クリエイティブディレクション
・アートディレクション
・グラフィックデザイン
・イラスト製作
・ロゴのデザイン
・ロゴのシステムガイドの作成
・キービジュアル等の撮影全般
・撮影ディレクションと撮影チームのキャスティング
・全体の進行管理
・スチールレタッチ(人物はカメラマン竹下さんと共同レタッチ)
・商品写真のレタッチ全般・ブランドEC サイトのTOPページデザイン
・SNSのフィードデザインとリール動画監修
・SNSキャンペーンの打ち出しやバナー広告作成
・パッケージデザインの監修
・モデルキャスティング
などクリエイティブ全般を担当させていただきました。
ECサイト
https://fujikoshijewelrystore.com/
We were commissioned by Fujikoshi Co., Ltd. to lead the rebranding of the jewelry brand “Fujikoshi”
At SMDO, our scope of work covered the full spectrum of creative direction, including:
・Creative direction
・Art direction
・Graphic design
・Illustration production
・Logo design
・Creation of the logo system guide
・Overall key visual photography
・Photography direction and casting for the photography team
・Comprehensive project management
・Still-image retouching (with portrait retouching done jointly with photographer Mr. Takeshita)
・Product photography retouching
・Design of the brand’s e-commerce top page
・SNS feed design and supervision of Reels video content
・Creative development for SNS campaigns and banner advertisements
・Supervision of packaging design
・Model casting
Through this extensive involvement, SMDO oversaw the project’s creative direction in its entirety.





ブランドロゴは、日本の伝統的な表現手法である「書」を基調に据え、変わらない日本らしさを象徴するデザインとして仕上げました。
文字の線の力強さや余白の美しさには、静かで凛とした品格と佇まいを宿しています。さらに、ブランドコンセプトである「“本物”のジュエリーを身に着けることで、富士のようないつも変わらない芯の強さを抱き、流行に左右されず自分らしさを信じられるようになる」という思いを反映。日本の象徴である富士の揺るぎない存在感をデザインに重ね合わせることで、時代を超えても変わらない価値と力強さを表現しました。
静かでありながら力強く、品格と信頼感を兼ね備えたクリエイティブによって、ブランドの理念と世界観を象徴しています。
書道家:脊戸衣理伽雅号:北原理風
The brand logo is rooted in sho, the traditional Japanese art of calligraphy, and was crafted to embody an enduring sense of Japanese identity.
The bold strength of each stroke and the refined beauty of the surrounding negative space evoke a quiet yet dignified presence. The design further reflects the brand’s concept: by wearing authentic jewelry, one can carry an unwavering inner strength—like Mount Fuji—and remain true to oneself without being swayed by trends.
By layering the steadfast presence of Fuji—an enduring symbol of Japan—into the design, it expresses a sense of timeless value and resilience.
Calm yet powerful, the creative direction embodies both elegance and trust, symbolizing the brand’s philosophy and worldview.
Calligrapher: Erika Seto
Art Name (Gagō): Rifu Kitahara





Web DesignArt Direction & PhotoDirection : Minami Sano(SMDO)Assistant Direction : Shinnosuke Nakasone(SMDO)Chief Graphic Designer : Yuichi Ikehata(SMDO)Graphic Designer : Sachiko Fukuoka(SMDO),Shigeo Sato(SMDO)Assistant Designer:Machiko Terada(SMDO)Brand Site Coding:株式会社ShiiiroIllust : Fumiko Yamane(SMDO),Sayaka Yamashita(SMDO)








SNS Feed DesignFeed DesignArt Direction : Minami Sano(SMDO)Assistant Direction : Shinnosuke Nakasone(SMDO)Graphic Designer : Romi Nakano(SMDO),Machiko Terada(SMDO)Assistant Designer:Anju Mori(SMDO),Shigeo Sato(SMDO)
SNS Banner AdsArt Direction : Minami Sano(SMDO)Assistant Direction : Shinnosuke Nakasone(SMDO)Graphic Designer : Machiko Terada(SMDO)

Logo DesignArt Direction : Minami Sano(SMDO)Assistant Direction : Shinnosuke Nakasone(SMDO)Chief Graphic Designer : Yuichi Ikehata(SMDO)Calligrapher:Rifuu KitaharaAssistant Designer:Mariko Adachi(SMCO),Anju Mori(SMDO)
Logo System GuideArt Direction : Minami Sano(SMDO)Assistant Direction : Shinnosuke Nakasone(SMDO)Chief Graphic Designer : Yuichi Ikehata(SMDO)Graphic Designer : Machiko Terada(SMDO)
Package DesignArt Direction : Minami Sano(SMDO)



photoshootArt Direction & PhotoDirection : Minami Sano(SMDO)Assistant Direction : Shinnosuke Nakasone(SMDO)Photographer:Tomohiro Takeshita,Moeko SawadaVideographer:Takuma IiokaProp Stylist:Honoka FukanoProp Stylist Assistant:Midori Kurosu,Seina NodaFashion Stylist : Takako NakaizumiFashion Stylist Assistant:Minami TanakaHair & Make:Rika TsutsuiModel : SAYUMI(STANFORD.INC)Body Parts Model:Sao Satsukawa,Seina Noda,Yuko Onda(SMDO)Status Manager:Machiko Terada(SMDO)Client:株式会社富士越
Photo RetouchingArt Direction : Minami Sano(SMDO)Assistant Direction : Shinnosuke Nakasone(SMDO)Main KV:Tomohiro TakeshitaRetoucher : Shigeo Sato(SMDO),Kazuko Nishime(SMDO)Assistant Retoucher : Machiko Terada(SMDO),Miki Asakawa(SMDO),Mariko Adachi(SMCO),Maiko Shimohiro(SMDO),Anju Mori(SMDO)









SNS Reels EditingArt Direction : Minami Sano(SMDO)Assistant Direction : Shinnosuke Nakasone(SMDO)Social Media Video Editor:Yuichiro Fukui



「STITCH HOTEL Kyoto」の実績ページはこちらからご覧ください。
https://sanominami.com/project/stitch-hotel-kyoto/
公式サイト
プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000032253.html

Sano Minami Desogn Office 代表/アートディレクター
佐野 みなみ
1983年11月03日生まれ。東京理科大学理学部化学科卒業 東京理科大学大学院理学研究科 化学専攻中退
その後、第一種特待生としてバンタンデザイン研究所グラフィックデザイン学科入学。
C.T.T.P (現 信藤三雄事務所) インターン在籍後2009年4月より2010年4月まで 合同会社OPERA (現 株式会社ヴィーナス・スプリング ) に在籍。グラフィックデザイナーとして勤務。
2010年4月より独立しSano Minami Design Officeを設立。
2023年から3年連続でグラフィックデザイン年鑑『MdNデザイナーズファイル』にて最前線で活躍しているトップクリエイター&次世代を担う若手デザイナー255組の1人として掲載されている。

ブランドプロフィール
STITCH HOTEL Kyoto
「STITCH HOTEL Kyoto(スティッチホテルキョウト)」は京都最大の繁華街が広がる
「四条河原町」エリアに佇むブティックホテルです。
悠久の古都が持つ歴史の重みと、西洋の馴染みあるフレンドリーさが調和した空間で、心地よく洗練されたひとときをお楽しみください。
公式サイト:https://stitch-hotel.jp/
プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000032253.html
下:SMDOが提案したロゴデザイン
Logo Design Concept by SMDO

下:SMDOが提案したアメニティデザイン
The Design Concept Presented by SMDO

下:SMDOが提案したカードキーのデザイン
Card Key Design Concept by SMDO

下:SMDOが提案したショップカードのデザイン
Shop Card Design Concept by SMDO

下:SMDOが提案したウェルカムウォーターのデザイン
Welcome Water Design Concept by SMDO

下:SMDOが提案したwifi +ルームガイドのデザイン
Wi-Fi and Room Guide Design Concept by SMDO

下:SMDOが提案したコースターデザイン
Coaster Design Concept by SMDO

下:SMDOが提案したDDカードのデザイン
DD Card Design Concept by SMDO

下:SMDOが提案したWEBサイト用のイラストレーション
Website Illustration Concept by SMDO

下:SMDOが提案したフロアガイドのデザイン
Floor Guide Design Concept by SMDO

下:SMDOが提案した基準階共用部部屋案内のサインデザイン
The Signage Design Concept for Standard Floor Common Area Room Guide Presented by SMDO

下:SMDOが提案した基準階共用部部屋番号のサインデザイン
The Room Number Signage Design Concept for Standard Floor Common Areas Presented by SMDO

下:SMDOが提案した避難経路図のデザイン
Evacuation Route Map Design Concept by SMDO

下:SMDOが提案した土足厳禁のサインデザイン
The “No Shoes Allowed” Signage Design Concept Presented by SMDO

下:SMDOが提案したトイレ入り口のサインデザイン
Entrance Sign Design for Restrooms by SMDO

下:SMDOが提案した男女トイレのサインデザイン
Men’s and Women’s Restroom Sign Design Concept by SMDO

下:SMDOが提案した階段のサインデザイン
Stairway Sign Design Concept by SMDO

下:SMDOが提案した基準階共用部リネン庫のサインデザイン
The Linen Storage Signage Design Concept for Standard Floor Common Areas Presented by SMDO

下:SMDOが提案した非常階段のサインデザイン
Emergency Stairway Sign Design Concept by SMDO

下:SMDOが提案したティザーサイトのデザイン
Teaser Website Design Concept by SMDO

下:SMDOが提案したWEBサイトのデザイン
Smartphone Website Design Concept by SMDO

下:実際の撮影風景の様子
STITCH HOTEL Kyoto Shooting scenery
ホテルブランド 担当事例

ロゴとWEB制作におけるアートディレクション、デザイン

ロゴとWEB制作におけるアートディレクション、デザイン

webサイト制作と、illi Grop illi Shimokita、illi Nakanoのロゴ制作

webサイトアートディレクション、デザイン


京都に新しくできたホテル「STITCH HOTEL Kyoto」のグラフィック全般のアートディレクション、フォトディレクション、webデザイン、ティザーサイト、ロゴ制作、店内サイン、アメニティデザイン、カードキーデザイン、イラスト制作等をSMDOで担当させていただきました。
STITCH HOTEL Kyoto WEBサイト
プレスリリース
SMDO was responsible for the overall creative direction of the newly opened STITCH HOTEL Kyoto, including graphic and photo direction, web and teaser site design, logo development, interior signage, amenity and key card design, as well as original illustration.





Logo Design
Art Director:Minami Sano (SMDO)








Sign Design
Art Director:Minami Sano (SMDO)






Amenity Design
Art Director:Minami Sano (SMDO)


Card Key Design
Art Director:Minami Sano (SMDO)
Shop Card Design
Art Director:Minami Sano (SMDO)


Coaster Design
Art Director:Minami Sano (SMDO)
Stairs Sign Design
Art Director:Minami Sano (SMDO)




Welcom Water Design
Art Director:Minami Sano (SMDO)
No Shoes Sign Design
Art Director:Minami Sano (SMDO)
Evacuation Route Map Design
Art Director:Minami Sano (SMDO)


Room Guide Design
Art Director:Minami Sano (SMDO)
Illust:Fumiko Yamane(SMDO)




Web Design
Art Director:Minami Sano (SMDO)
























photoshoot
Art Director:Minami Sano (SMDO)
Photographer:Kiruke.
Movie: UW INC.
Costume:ailéFanM
Model: MIKAEL H(Free Wave) , LEA T (Free Wave) , TAICHI YAMAZAKI(AQUARIUS Inc.) , Emiri Fujido



Art Director:Minami Sano (SMDO)




富士フイルム様より発売された「アスタリフト D-UVシールド トーンアップ」のKV、写真撮影、web制作などのアートディレクションとクリエイティブ全般のデザインをSMDOにて担当させていただきました。
SMDO was responsible for the art direction and overall creative design, including KV, photography, and web for FUJIFILM’s “Astalift D-UV Shield Tone Up.”






KV Design
Creative Director:Shuhei Takano(Tribal Media House, Inc. (Modern Age)
Art Director : Minami Sano (SMDO)
Web Design
Creative Director:Shuhei Takano(Tribal Media House, Inc. (Modern Age)
Art Director : Minami Sano (SMDO)






「花束の代わりにTHE Petalを」
ヴィジタンティーヌ誕生秘話【Part2】
ミシュラン三つ星シェフの江﨑 新太郎氏が代表取締役会長として、お客様に「おいしい」という喜びと共に「健康」をお届けするビジョンを掲げて2014年に創業した株式会社おいしいプラス。
創業以来フードテック事業(主に、お弁当事業)を展開してきたが、2025年に新しくスタートするのが新事業の『THE Petal』だ。「花束の代わりにTHE Petalを」をテーマに、低糖質でおいしい、贈り物として喜ばれるギフト用焼き菓子をオンラインで展開する。
Sano Minami Design Office(以下SMDO)では2018年に冷凍弁当事業のリーフレットデザインを担当したことを契機に、おいしいプラスと様々なコラボレーションを展開。今回は『THE Petal』のブランドデザインコンセプト策定から商品開発秘話まで様々なお話を、株式会社おいしいプラスの伊東社長(伊東修、代表取締役社長)、吉村部長(吉村健人、製造統括部 部長)にお話し頂く。【Part1こちら】
インタビュアー・執筆:Yuri Tozaki
「THE Petal」の実績ページはこちらからご覧ください。
https://sanominami.com/project/the-petal/

株式会社おいしいプラス/代表取締役社長
伊東 修
2002年:野村證券株式会社入社。全国同期3年連続営業成績トップ。
3年目にして全国7年次以下全社員中営業成績トップ(野村証券史上初)。
2006年:米モルガンスタンレー証券会社入社。機関投資家、上場会社、未上場会社等の法人営業に従事。
2008年:リーマンショック等未曾有の金融危機の中、ヴァイスプレジデント昇格。
2013年:株式会社クラウドファンディング創業。
2014年:株式会社おいしいプラス創業。
出身:神奈川県
趣味::四季報を読むこと

株式会社おいしいプラス/製造統括部部長
吉村 健人
2010年:株式会社ひらまつ入社。サンス・エ・サヴ―ルに配属。
料理からデザートまでの一通りを学ぶ。ここでの修業が自身の料理の原点となる。
2015年:ロイヤルホールディングス株式会社入社。
ロイヤルコントラクトサービス株式会社にて、伊勢丹新宿本店 イセタンダイニングに配属。
入社半年で副料理長、約1年で料理長となる。多種多様なジャンルの料理を学び、作り上げる。
2023年:株式会社おいしいプラス入社。

Sano Minami Desogn Office 代表/アートディレクター
佐野 みなみ
1983年11月03日生まれ。東京理科大学理学部化学科卒業 東京理科大学大学院理学研究科 化学専攻中退
その後、第一種特待生としてバンタンデザイン研究所グラフィックデザイン学科入学。
C.T.T.P (現 信藤三雄事務所) インターン在籍後2009年4月より2010年4月まで 合同会社OPERA (現 株式会社ヴィーナス・スプリング ) に在籍。グラフィックデザイナーとして勤務。
2010年4月より独立しSano Minami Design Officeを設立。
2023年から3年連続でグラフィックデザイン年鑑『MdNデザイナーズファイル』にて最前線で活躍しているトップクリエイター&次世代を担う若手デザイナー255組の1人として掲載されている。

チャレンジャー精神に溢れた環境で
より高みのデザインを目指す
− 佐野さんの方でお菓子のコンセプトなどを吉村さんに相談しながら作り上げていったということですが、吉村さんがプロダクトを作り上げる中で「大変だ」と思われたシーンはありましたか?
吉村部長:我々おいしいプラスの社の雰囲気もあると思いますが、チャレンジ精神が強く抵抗感なく挑戦できる環境なので、達成感の方が強いんですよ。
『THE Petal』の商品開発の初期は、様々な形の試作品を佐野さんに送りつけて、食べていただきながら味の感想をいただいていました。
ブランドのイメージと合うかなどの感想のやり取りも、お弁当事業とも並行してだったので手が回りきらない時もあったんですけど、楽しみながらやれました。
佐野:私がおいしいプラスさんのチャレンジ精神をまさに感じたのが、パッケージ制作のシーンで。
普通の企業さんのパッケージ制作は「予算をいかに抑えるか」が重要なので、紙も本当は贅沢なもの使いたいけど「もうちょっと安いのになりませんか?」と言われたりする。
だけど、おいしいプラスさんは逆なんですよね。予算を考えてこの辺りの紙でどうですか?と提案したら「いや、佐野さんがいいと思うもので提案してほしい」と言われて。
レザー調の紙とか、普段なかなか私たちも使えない紙を使わせていただいて。
大きな企業さんだとロットも多くなりがちなので、絶対使えないような紙も使わせていただいたりして、私たちも楽しみながらデザインをやらせていただけました。
そうした部分でもチャレンジ精神が伝わってきて、本当にプロダクトに妥協なくいいものができたのではないかと思いますね。
下:パッケージに使用する用紙の検証

下:SMDOが提案したパッケージデザインの色検証の一部



−双方でより良いものを、とお互いに意見交換した結果が花開いたということなんですね。
佐野:『THE Petal』を作る中で吉村さんが何度も何度も試作品を送ってくださって、フレーバーや味に関しても感想をぜひ教えてほしいとおっしゃるので、私も遠慮なしで色々と伝えたんですけど。
それでどんどん商品自体リッチになって、見た目もどんどん華やかになっていって。そのブラッシュアップ感が、この1年でパッケージもそうですし、中身もギフトに最適なものになったなと感じます。
− SMDOからおいしいプラスに出された提案で、印象に残ったものはありましたか?
吉村部長:一つ返したら、佐野さんの方からすごいスピードで倍返してきてくれる楽しみがありましたね。
遠慮して言ってくれない取引先もたくさんある中で、本当にこういうデザインでやりたい!という気持ちもまっすぐ伝わってきたので。




− 異様なレスポンスの速さが印象に残ってるんですね(笑)。
吉村部長:バンバン打ち返してきてくれるから、ちょっと大変でした(笑)。でも、その打てば響く感じがすごく楽しかったです。
伊東社長:SMDOは、佐野さんがいいと思ってないとダメだ、という姿勢がすごく特徴的だと思っていて。だから仕事としてやっている以上は、いいと思ってるものしか出てこないだろう、という信用がすごくあります。
そこに対して疑ったことはないし、いつでも最高のクオリティで出てくるのがSMDOの良いところだと思うんですよね。
佐野:ありがとうございます。
今までの7年間お仕事させていただいて、やっぱりおいしいプラスさん自体もとてもこだわりがあるので、例えば一つのパンフレットやリーフレットを作るのにも文言に結構修正が入るんですね。
でもそれはおいしいプラスさんがこだわって表現されることを、何度も推敲(すいこう)されているから出てくる修正なんですよ。
おいしいプラスさんにはまず、こだわりや信念というのがあるんですよね。なので、デザインに対しても「佐野さんが作るものを信じます」という姿勢で来てくれるので、そうした信頼感がひしひしと伝わってくるのが、デザイナーとしてはありがたいですね。
− SMDOとおいしいプラス、お互いのこだわりに対して信頼感があるということですね。

下:webデザインの検証の一部




パッケージのボックス形状から描き起こし
超こだわりのボックス形状
− 『THE Petal』の商品開発においてこだわった部分について教えてください。
吉村部長:一番は、やはり化学調味料・着色料・保存料・香料を使わないで宝石のようなツヤ感などを出すこと。
デザートにおいてきらびやかさを表現するためには、一般的には砂糖や添加物の粉を使いながらテクスチャを出すんです。
添加物を使わないと、安定しない部分もある。濃度が緩くなったり、時間をかけて解凍したら結局水みたいになっちゃったりとか。そういったところを解決しながら、いかにそういったものを扱わずに再現するか…
『THE Petal』で一番こだわったのはヴィジタンティーヌのイチゴ味です。
イチゴのペクチンという栄養素があるんですけど、科学的な面も考えながら煮詰め度合いや裏濾しの仕方を工夫し、透明性を出しながらいかにクリアな赤色の宝石のようなテクスチャーを出すか。
そういった部分を考えながらお菓子の形も考えて開発していくわけです。
自然で濃縮されたイチゴの香り、適度な酸味を残したフレーバーを出すことにはこだわったので、そこをぜひ味わって欲しいです。
− ありがとうございます。幾何学の形をお菓子で再現するプロダクト開発の苦労についてもお聞かせいただけますか?
吉村部長:生地の出し方…型に対して角やへこみなどのラインがしっかり出るように生地を調整するのが大変でしたね。
最初の生地では苦労したので、お花のイメージのふんわり感が出るように、軽い生地にしていこうと。
フィナンシェとヴィジタンティーヌって、実はほぼ同じお菓子で、製法が若干違うだけなんですよ。
ヴィジタンティーヌは、フィナンシェから卵白の使用法を変えたもの。フランスの伝統菓子ですが、ほぼほぼ同じ材料なんですよ。
なので、角のフォルムをしっかり出すためにフィナンシェよりもヴィジタンティーヌの生地の方がいいのではないかと思い、ヴィジタンティーヌを選びました。
佐野:『THE Petal』のビジュアルイメージでも伝えている幾何学感を形で表現してくださって、鋭利な角感も表現されている。私の提出したラフデザインから、とても素敵にブラッシュアップされたなと思いました。

下:商品に同梱するフレーバー紹介のリーフレット

下:ダンボールデザインの検証の一部



− 今回のブランドデザインを制作する中で、佐野さんが特にこだわった箇所を教えてください。
佐野:パッケージのボックス形状ですかね。
中身の構造をパッケージ屋さんと相談をしてイチから作成しました。
開けた時にゴテゴテとしてる箱形状は、私自身はテンションが下がってしまうタイプなんです。
パッケージ会社さんから試作が送られてきたものに対し、私の方でよりシンプル化した構造のアイデアをパッケージ会社の担当さんに伝え、CDディスクのような紙の土台を出っ張らせた爪の上に置くような構造になりました。
パッケージの外側だけじゃなく、中身の設計部分もシンプルな構造にするようこだわりましたね。

下:形状の検証

下:実際に商品化された形状


−パッケージの構造自体を考えられることは結構あるものなんですか?
佐野:他のデザイン事務所ではどうかわかりませんが、SMDOではたまにありますよ。プロダクトデザイン事務所ならやるかもしれませんね。
元々私は理系出身なので、自身で図面を引いたり展開図を描いてしまって、パッケージ屋さんに投げることも過去には数度ありました。
− おいしいプラスがSMDOに依頼して一番良かったと思ったところはどんなところですか?
吉村部長:私はレストラン上がりなので、料理の構想が外見やカトラリー、お皿などに引きずられる部分があります。なので、いくらお菓子が美味しく作れてもやっぱりギフトのラッピングだったり、開けた瞬間のシチュエーションやストーリーがないと何も響かない。
料理人の顔が見えると同時にお皿を作った人の顔も見えるイメージでしょうか。
なので、僕がSMDOに依頼して一番良かったなと思うのは、そういった感性に対して全て受け答えしてくれるところでした。
佐野さんのテーマに合わせて料理をストーリー化させていくっていうのは、かなり楽しかったです。
佐野:私はお菓子のことを何もわからずに幾何学模様のデザインを出したりするんですけど、それにすごく寄り添っていただき、楽しんで開発してくださったのかな、と思います。
お互いにやり取りして構築していく関係がとても心地良かったですね。

下:箔押しの検証

下:SMDOが提案したロゴデザインの一部

−『THE Petal』の今後の展望をお聞かせください。
伊東社長:おいしいプラスというストーリーの元で、次の商品や新しいお菓子を出していけたらいいかなと思います。
世の中を健康にするという我々の指針がありますが、『THE Petal』のヴィジタンティーヌは普通のフィナンシェと比べて糖質は約半分。これが人気のお菓子として世の中に広まることは、勝手に世の中が健康になっていくと信じています。
おいしいお菓子の一つの選択肢として、世の中に定着していきたいと思っています。
吉村部長:お弁当の方は糖尿病の人でも食べられるレベル感のものですが、お菓子の方も罪悪感なく食べられるものになればいいなと。
低糖質、低塩分というのはおいしいプラスのプロダクトとして定義づけているものなのですが、かつそれで、いつも食べてるものと同様かそれ以上においしいものじゃないと商品化しないと決めているんです。
そうした『THE Petal』に込めたこだわりを、やっぱり伝えたいところですね。
ただおいしいだけのものを作るのは簡単で「低糖質でおいしいものを作る」のはめちゃくちゃ難しい。なので、日々チャレンジです。人類がたどり着いていないものにたどり着きたい。その努力が楽しいんです、私たちは。

下:リーフレットデザインの検証の一部

下:ショッパーデザインの検証の一部


佐野:私も元々化学の研究をしていましたが、失敗続きで成果が出ないことが辛くて辞めた人間なんですよ。
でもデザインは、何度も検証しても楽しくて苦痛じゃない。吉村さんが何度もヴィジタンティーヌの試作をしてくださったように。
向いてる分野が料理かデザインかの違いだけで、吉村さんと私は似てるのかも。だから、フィーリングがマッチしてる部分があるのかもしれないと、お話を聞いて思いました。
吉村部長:あの形にたどり着くまでに焼いた数でいえば、約5000個ほどあります。一回の試作12個を焼くのに使う時間は2〜3時間。それを単純に5000 個分繰り返したとしたら、約3ヶ月くらいが試作にかかった時間です。
佐野:パッケージに使う色の検証も、ファイルの中にあるだけで組み合わせは100色近くあります。さらにその中から精査してセレクトした上で『THE Petal』側に提案させていただいている。
こうしたお互いのやり方を考えても、吉村さんと私の感性は近いものがあると思います。
− お互いが感性の部分で噛み合った結果、良いプロダクトの出力につながったのですね。
佐野:そうだと思います。


− 最後に、佐野さんから『THE Petal』がこんなプロダクトに育ってほしい、という希望があれば聞かせてください。
佐野:伊東社長がおっしゃったように、ギフトをあげるときに相手のことを本当に想っていたら、添加物だらけなものはあげられない。
ギフトっていうのは本当に相手のことを想ってあげるもので、それが身体にもいい、ちゃんとおいしいものだというのが本当のギフトの形だと思うんです。
「優しいギフト」というワードがすごくいいなと思ったんですけど、そうした『THE Petal』の理念が世の中にしっかり伝わればいいなと思っています。
見た目やパッケージももちろんこだわっているのですが、もらった人が心の底から幸せになれるギフトとして、広まってほしい。
伊東社長:贈った相手の健康を考えた上で、こだわり抜いて作られている。
ビジュアルも味も食感も形も、妥協なしで最高のものができたと自負していますし、おいしいプラスのこだわりが良い形で世の中に伝わったらいいなと思っています。
ー 貴重なお話を、ありがとうございました!



ブランドプロフィール
おいしいプラス / OISHII PLUS
「おいしさ」と「からだにやさしい」を両立する、
お菓子とごはんの新しいあり方を提案するフードブランド。
“やさしいのに、ちゃんとおいしい。”をコンセプトに、
日々の生活を彩るプロダクトを開発しています。
自然素材へのこだわりと、妥協のない味づくりで、
心まで満たされる食体験をお届けします。
公式サイト:https://shop.oishiiplus.com/

THE Petal webサイト
スイーツブランド 担当事例

ロゴ、パッケージBOX、ショッパー、リーフレットのアートディレクションとグラフィックデザイン

リブランディングにおけるクリエイティブ全般のクリエイティブディレクション、アートディレクション、グラフィックデザイン等


「花束の代わりにTHE Petalを」
ヴィジタンティーヌ誕生秘話【Part1】
ミシュラン三つ星シェフの江﨑 新太郎氏が代表取締役会長として、お客様に「おいしい」という喜びと共に「健康」をお届けするビジョンを掲げて2014年に創業した株式会社おいしいプラス。
創業以来フードテック事業(主に、お弁当事業)を展開してきたが、2025年に新しくスタートするのが新事業の『THE Petal』だ。「花束の代わりにTHE Petalを」をテーマに、低糖質でおいしい、贈り物として喜ばれるギフト用焼き菓子をオンラインで展開する。
Sano Minami Design Office(以下SMDO)では2018年に冷凍弁当事業のリーフレットデザインを担当したことを契機に、おいしいプラスと様々なコラボレーションを展開。今回は『THE Petal』のブランドデザインコンセプト策定から商品開発秘話まで様々なお話を、株式会社おいしいプラスの伊東社長(伊東修、代表取締役社長)、吉村部長(吉村健人、製造統括部 部長)にお話し頂く。【Part2こちら】
インタビュアー・執筆:Yuri Tozaki
「THE Petal」の実績ページはこちらからご覧ください。
https://sanominami.com/project/the-petal/

株式会社おいしいプラス/代表取締役社長
伊東 修
2002年:野村證券株式会社入社。全国同期3年連続営業成績トップ。
3年目にして全国7年次以下全社員中営業成績トップ(野村証券史上初)。
2006年:米モルガンスタンレー証券会社入社。機関投資家、上場会社、未上場会社等の法人営業に従事。
2008年:リーマンショック等未曾有の金融危機の中、ヴァイスプレジデント昇格。
2013年:株式会社クラウドファンディング創業。
2014年:株式会社おいしいプラス創業。
出身:神奈川県
趣味::四季報を読むこと

株式会社おいしいプラス/製造統括部部長
吉村 健人
2010年:株式会社ひらまつ入社。サンス・エ・サヴ―ルに配属。
料理からデザートまでの一通りを学ぶ。ここでの修業が自身の料理の原点となる。
2015年:ロイヤルホールディングス株式会社入社。
ロイヤルコントラクトサービス株式会社にて、伊勢丹新宿本店 イセタンダイニングに配属。
入社半年で副料理長、約1年で料理長となる。多種多様なジャンルの料理を学び、作り上げる。
2023年:株式会社おいしいプラス入社。

Sano Minami Desogn Office 代表/アートディレクター
佐野 みなみ
1983年11月03日生まれ。東京理科大学理学部化学科卒業 東京理科大学大学院理学研究科 化学専攻中退
その後、第一種特待生としてバンタンデザイン研究所グラフィックデザイン学科入学。
C.T.T.P (現 信藤三雄事務所) インターン在籍後2009年4月より2010年4月まで 合同会社OPERA (現 株式会社ヴィーナス・スプリング ) に在籍。グラフィックデザイナーとして勤務。
2010年4月より独立しSano Minami Design Officeを設立。
2023年から3年連続でグラフィックデザイン年鑑『MdNデザイナーズファイル』にて最前線で活躍しているトップクリエイター&次世代を担う若手デザイナー255組の1人として掲載されている。
「おいしい」と「健康」をつなげるブランドの新ラインをプロデュース
−本日は、SMDOがコンセプトデザインから入られたおいしいプラスのニューブランド『THE Petal』についてお話を伺います。よろしくお願いします。
伊東社長:おいしいプラス 代表取締役社長・伊東と申します。
吉村部長:おいしいプラスの製造統括部 部長の吉村です。よろしくお願いします。
僕は株式会社ひらまつでフレンチレストランで見習いから料理人のキャリアをスタートし、レストランパティシエ、前菜から肉料理、ソースまで一通りの経験を積んだ後、ロイヤルホールディングスの伊勢丹ダイニングに転職し料理長に。
その後、おいしいプラスに入社する形になりました。

−おいしいプラスはミシュラン三ツ星シェフの江﨑さんによってお客様に「おいしい」という喜びと共に「健康」をお届けしたいという想いで創業されたということです。
佐野:ミシュラン三つ星シェフである江﨑さんを筆頭に、フレンチの名店で鍛えられた吉村さん率いる最強の布陣の中で『THE Petal』は初めておいしいプラスがプロデュースしたお菓子のブランドなんです。
もともとは、おいしいプラスの冷凍弁当パッケージデザインや、アートディレクションをSMDOにご依頼いただいたのが出会いでした。もう7年近いお付き合いになります。
改めて江﨑さんと伊東さんから、新たにヴィジタンティーヌのブランドを立ち上げたいというご相談をいただいたのが今回の『THE Petal』のお話です。
株式会社おいしいプラス/代表取締役会長
江﨑 新太郎

下:7年連続三つ星を獲得しているシェフ
江﨑新太郎さんが手掛けるお弁当「OISHII PLUS」

.


−『THE Petal』のブランドコンセプトについて教えてください。
佐野:私の方からはビジュアルアイデンティティに関するコンセプトをご紹介させていただきます。
ブランドキャッチコピーは「花束の代わりにTHE Petalを」。私が考案させていただきました。お花というのはギフトとして最適でよく使われますが、お花だけでなく自分へのご褒美や大切な人の贈り物で花束の代わりにこのTHE Petalを活用してくださいね、という想いを込めたコンセプトなんです。
花束の代わりにTHE Petalで心華やぐ贅沢なひと時を一口ずつ楽しんで欲しい。「あなた自身へのご褒美でも、大切な人の贈り物でも、ちょっと仲良くなりたいあの人への手土産でも」どんな用途でも使っていただけるギフトとして。
焼き菓子はギフトとしての汎用性が高いですが、自分へのご褒美で買う人も多いんですよね。なので、自分も含めた贈り物という形でコンセプトを考案させていただいています。
パッケージデザインもSMDOで制作していますが、幾何学(きかがく)模様をテーマにしており、星のようなニュアンスを持たせています。
繊細ですぐ枯れてしまうような儚いお花ではなくて、何億光年も強く光り輝く恒星のように、これから先の未来まで長く愛されるブランドになるようにという想いを込めて、星のようにきらめく幾何学でお花を描いている。こういったビジュアルコンセプトになっています。
下:佐野が考案したコンセプト

下:幾何学柄の検証

.



−お菓子のプロダクトコンセプトについて教えてください。
伊東社長:まず、会長の江﨑の理念になるのですが、おいしいプラスは「おいしい」と「健康」をつなげる会社なんです。
「おいしいけど身体に悪い、おいしくないけど身体には良い」ものは、世の中にたくさんある。ただ、「美味しくて身体に良い」ものがあるようでないんですよ。
様々な食品メーカーが身体に悪いもの…添加物を食品に加えていますし、身体のことを考えたらこの栄養素もあった方がいい、じゃあ美味しくなくてもいいか、という考えで商品を作っている。
皆さん毎日ハンバーガーだけ食べたり、毎日カップ麺を食べたりしないですよね。安くておいしいけど、身体に悪いとわかっている。
つまり「おいしくて身体にいいもの」は消費者が真に求めているものなんですよね。
「おいしい」と「健康」は両立するのが難しいんですよ。
下:Styling&Propのイメージ資料



− 「おいしい」と「健康」をつなげる、その理念から生まれた新しいブランドが『THE Petal』ですか?
吉村部長:そういうことです。
特にギフトとして人に贈るものであれば「おいしくて身体にいいもの」を食べてほしい。
そうしたプロダクトを届けたいという想いから、ギフトとしても使えるお菓子ブランドが生まれたのです。
佐野:ストーリーとして優しいですよね。
身体に悪いものをおしゃれだからとギフトにするのは、実は自分のため。「おしゃれなものをあげる私」なんですよね。
本当に相手のことを想って、健康にも良くておいしくてデザインも素敵なものをギフトとしてあげるのは、すごいいいコンセプトだなと思いました。
吉村部長:今回のヴィジタンティーヌに化学調味料・着色料・保存料・香料は使っていません。
さらに、砂糖の代わりに天然果実 のラカンカを使って甘みを出しています。お菓子作りの根本である砂糖を使わないって、かなりハードルが高いんです。

− 化学由来のものは使わない、という理念ですね。
吉村部長:『THE Petal』のプロダクト開発は佐野さんと一緒に作り上げましたが、ブランドのデザインイメージをお菓子にもしっかり入れたいという僕の想いが強くて。お菓子の形も佐野さんに相談しながら、幾何学や花というテーマを表現しています。幾何学の花のセンターにそれぞれ色とりどりの蜜が入っているようなイメージで作り上げており、バターもグラスフェッドバターという乳脂肪分の濃いコクの強いバターをこだわって使わせてもらいました。
− 食べると、無添加かどうか気にしなくてもちゃんとおいしいんですよね。半解凍でアイスデザートのような形でいただけますし、バターを感じながらしっかり甘みもあって、身体にいいかどうかとは別に、単純においしいと思ってしまいました。
吉村部長:ありがとうございます。


「この名刺を作った人を紹介してください」
名刺デザインから繋がった縁
− おいしいプラスからSMDOに仕事を依頼しようと思ったきっかけをお伺いできますか?
伊東社長:佐野さんのことを知ったのは、7年ほど前なんです。
経営者同士の名刺交換会で名刺交換した方がいて。その方の名刺を作ったのが、佐野さんだったんです。
あまりにも素晴らしい名刺デザインだったので、つい「この名刺を作った人を紹介してください」ってお声掛けしてしまって(笑)。それくらい衝撃的に、私はそのデザインが素晴らしいと思ったんです。
佐野:その経営者の方から「初めて会った方なんですけど、佐野さんをぜひ紹介して欲しいってプッシュされていまして。お繋ぎしていいですか?」って聞かれて、びっくりしました。
伊東社長:その名刺はモノクロで色も少なく、シンプルでかっこいい名刺だったんです。
色もない字だけの名刺って、素人がワードで作りましたみたいになっちゃうんですよ。字だけであれだけカッコよくできるって、相当いいデザイナーなんだと思いました。
あのとき紹介してもらって良かったと思っています。
事業にはデザインがとても必要だし、経営にすごく関わると思うんですよね。それでこのデザイナーさんと一緒に仕事できたらいいなって。

− そこから『THE Petal』の構想が始まった形ですか?
佐野:最初はおいしいプラスのお弁当のリーフレットや、撮影のオーダーをいただきました。
その後おいしいプラスの冷凍弁当のパッケージやロゴ制作、パンフレット制作、ロゴデザインもご依頼いただいて。7年間の間でたくさんお仕事させていただきましたね。
7年間ずっとSMDOを信頼してくださっているクライアント様だと思って、お付き合いさせていただいてます。
伊東社長:末永くよろしくお願いします!
下:以前にSMDOが担当した
おいしいプラスのパンフレットデザイン

下:以前にSMDOが担当したweb アートディレクションとデザイン
(一部ページはSMDOでの作成はしておりません)

− 『THE Petal』のブランドコンセプトからSMDOが関わっているということですが、依頼を受けた際の感想を教えてください。
佐野:最初は伊東社長からお電話で「フィナンシェのブランドを作りたい」というご相談をいただいたんですよね。
伊東社長から「全力でお任せするので、佐野さんの良いと思うものをお菓子の形状から全部やってください」とお話をいただきまして。
例えばパッケージのアートディレクションやブランドのビジュアルアイデンティもやりますが、お菓子の形状デザインやブランドコンセプトまで入り込むっていうのはなかなかない案件なので、責任重大だなと思いました。でも、同時にすごく嬉しかったです。
実際にデザインをご提案させていただいた時も、お花をテーマにして割と王道なお花を使ったものと、今回みたいな幾何学的な攻めたデザインを両方ご提示したんですよ。
それで幾何学模様のチャレンジ案の方を採用してくださったのも、私としてはデザインの可能性をすごくご評価いただいてるようで、嬉しかったですね。

下:SMDOが初回提案したパッケージデザインの一部
(お花をテーマにして割と王道なお花を使ったもの)

下:SMDOが初回提案したパッケージデザインの一部
(幾何学的な攻めたデザイン)

下:その他検証案



− 具体的に『THE Petal』においてSMDOが担当した内容を教えていただけますか?
佐野:まず、ビジュアルに関するコンセプトメイキング。『THE Petal』というブランド名。
ロゴ制作とパッケージデザイン、ボックスデザイン。ボックスの設計自体も私がパッケージ屋さんと相談しながら考案させていただきました。
ショッパー、リーフレット、フレーバーの説明書、発送の段ボール、キービジュアル等の撮影全般、撮影ディレクションと衣装スタイリング、撮影チームのキャスティング、全体の進行管理も担当しています。
また、今度はSNSの発信をしていくのですが、その投稿イメージなどもSMDOで。あとはブランドEC サイトなどのデザイン。
そして初期段階のヴィジタンティーヌ自体の形状アイデアもデザイン画を描かせていただいたり、全体に関わらせていただいています。


− お菓子のデザインを根本から起こされた経験はあったんですか?
佐野:GODIVAさんのマカロンにプリントする柄を考えたことはあったのですが、お菓子自体の形を考えるのは私も初めてでした。
どこまで再現できるのか?と考えながらデザイン画を作りましたね。
幾何学というテーマで考えうる形をデザインとしてご用意した中で、吉村さんが実現可能そうなものをチョイスしていただいて、近づけていった形です。
下:お菓子本体の形状提案(初期段階のもの)

下:幾何学柄の方向性が決まってからの提案



ブランドプロフィール
おいしいプラス / OISHII PLUS
「おいしさ」と「からだにやさしい」を両立する、
お菓子とごはんの新しいあり方を提案するフードブランド。
“やさしいのに、ちゃんとおいしい。”をコンセプトに、
日々の生活を彩るプロダクトを開発しています。
自然素材へのこだわりと、妥協のない味づくりで、
心まで満たされる食体験をお届けします。
公式サイト:https://shop.oishiiplus.com/

THE Petal webサイト
スイーツブランド 担当事例

ロゴ、パッケージBOX、ショッパー、リーフレットのアートディレクションとグラフィックデザイン

リブランディングにおけるクリエイティブ全般のクリエイティブディレクション、アートディレクション、グラフィックデザイン等

新たに誕生したスイーツブランド「THE Petal」において、クリエイティブディレクション、アートディレクション、グラフィックデザイン、撮影を含むクリエイティブ全般をSMDOが担当させていただきました。
プレスリリースでもアートディレクター佐野をご紹介いただいてます。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000038362.html


SMDO was responsible for the overall creative direction, art direction, and design of the creative assets for the Visitandine brand “THE Petal.”
Art Director Sano is also featured in the press release.


ビジュアルに関するコンセプトメイキング、『THE Petal』というブランド名、ロゴ制作とパッケージデザイン、ボックスデザイン、ボックスの設計自体も考案させていただきました。ショッパー、リーフレット、フレーバーの説明書、発送の段ボール、キービジュアル等の撮影全般、撮影ディレクションと衣装スタイリング、撮影チームのキャスティング、全体の進行管理も担当しています。
また、SNSの投稿イメージやブランドEC サイトなどのデザイン、そして初期段階のヴィジタンティーヌ自体の形状アイデアもデザイン画を描かせていただいたり、全体に関わらせていただいています。
「THE Petal」のヴィジタンディーヌへのこだわりや品質がお客様に伝わるよう、細部までこだわって制作させていただきました。
SMDO was responsible for the creative development of “THE Petal,” including concept making for visuals, brand naming, logo design, package design, box design, and even the structural design of the boxes. We also worked on the shop leaflet, flavor descriptions, shipping boxes, key visual photography, and were in charge of the art direction, shooting direction, and styling for the shoots.
In addition, we designed social media post images, the brand’s EC site, and created early design sketches for the Visitandine shape itself, supporting the brand’s overall development.
We paid close attention to every detail so that customers could feel the dedication to the Visitandine and the high quality that “THE Petal” represents.








Assistant Direction : Shinnosuke Nakasone(SMDO)
Chief Graphic Designer : Yuichi Ikehata(SMDO)
Graphic Designer : Mariko Adachi(SMDO),Shiori Sakamoto(SMDO), Sachiko Fukuoka(SMDO)
Printing:THE PACK CORPORATION
Client:Oishii Plus Co. Ltd.
Leaflet Design A
Assistant Direction : Shinnosuke Nakasone(SMDO)
Chief Graphic Designer : Yuichi Ikehata(SMDO)
Graphic Designer : Yuko Araki(SMDO),Mariko Adachi(SMDO)









Assistant Direction : Shinnosuke Nakasone(SMDO)
Chief Graphic Designer : Yuichi Ikehata(SMDO)
Graphic Designer : Sachiko Fukuoka(SMDO),Mariko Adachi(SMDO),Yuko Araki(SMDO)
Brand Site Coding:SMDO
EC Site Coding:CIN GROUP Inc.
Illust : Sayaka Yamashita(SMDO)










Assistant Direction : Shinnosuke Nakasone(SMDO)
Chief Graphic Designer : Yuichi Ikehata(SMDO)
Graphic Designer : Anju Mori(SMDO),Yuko Araki(SMDO)
Shopper Design
Assistant Direction : Shinnosuke Nakasone(SMDO)
Chief Graphic Designer : Yuichi Ikehata(SMDO)
Graphic Designer : Machiko Terada(SMDO),Anju Mori(SMDO)
Printing:THE PACK CORPORATION


Leaflet Design B
Assistant Direction : Shinnosuke Nakasone(SMDO)
Chief Graphic Designer : Yuichi Ikehata(SMDO)
Graphic Designer :Yuko Araki(SMDO),Machiko Terada(SMDO)
Illust : Sayaka Yamashita(SMDO)
Printing:THE PACK CORPORATION
Photo Shooting
Assistant Direction : Shinnosuke Nakasone(SMDO)
Photographer:Moeko Sawada, Takuma Iioka
Videographer:Shoichi Tagawa
Prop Stylist:Honoka Fukano
Hand Model:Sao Satsukawa, Yuka Teshima(oishiiplus)


Box Design
Assistant Direction : Shinnosuke Nakasone(SMDO)
Chief Graphic Designer : Yuichi Ikehata(SMDO)
Graphic Designer : Yuko Araki(SMDO)
SNS
Art Direction : Minami Sano(SMDO)
Assistant Direction : Shinnosuke Nakasone(SMDO)
Writing:Sao Satsukawa
PR
Public Relations:Naoki Kasai & Oishii Plus




「結果の出るデザイン」で売上も2.5倍に
SMDOの提案力とプロダクトパワーの相乗効果
SNSで話題となり、インフルエンサーや芸能人から圧倒的支持を誇る美顔器ブランド・セルキュアシリーズ。2025年現在はベレガ株式会社の主力プロダクトとなっている。
「特別を、日常に。」をキャッチコピーに、【セルキュア4T PLUS】【セルキュア4T++】2種類のキービジュアルを2025年4月にリニューアル。ウェブサイトも完全リニューアルし、新しいスタートを切った。
Sano Minami Design Office(以下SMDO)では今回、セルキュアシリーズのリブランディング、ウェブサイト作成、撮影などを担当。ベレガ株式会社の二ノ宮様(ベレガ株式会社 セルキュア戦略室 室長)に、今回のリニューアルがどのように行われたのかなど、お話しをうかがった。
インタビュアー・執筆:Yuri Tozaki
「セルキュア4T PLUS・セルキュア4T++」の実績ページは
こちらからご覧ください。

ベレガ株式会社/セルキュア戦略室 室長
二ノ宮 麻由
ベレガ株式会社に入社後、直営店のエステティシャンとして関西店舗を中心に勤務。その後、セルキュアブランドのモデル店舗である東京・表参道店の立ち上げを任され東京店店長に就任。エステティックの国際ライセンスである『INFA国際ライセンス』を取得し、現在は直営店スタッフやお取引先サロン様に向けた美容セミナーの開催や、セルキュア戦略室・室長としてセルキュアのブランドマーケティングなどを中心に取り組んでいる。

Sano Minami Desogn Office 代表/アートディレクター
佐野 みなみ
1983年11月03日生まれ。東京理科大学理学部化学科卒業 東京理科大学大学院理学研究科 化学専攻中退
その後、第一種特待生としてバンタンデザイン研究所グラフィックデザイン学科入学。
C.T.T.P (現 信藤三雄事務所) インターン在籍後2009年4月より2010年4月まで 合同会社OPERA (現 株式会社ヴィーナス・スプリング ) に在籍。グラフィックデザイナーとして勤務。
2010年4月より独立しSano Minami Design Officeを設立。
2023年から3年連続でグラフィックデザイン年鑑『MdNデザイナーズファイル』にて最前線で活躍しているトップクリエイター&次世代を担う若手デザイナー255組の1人として掲載されている。
圧倒的なデザイン力と「結果の出るLP」が
SMDOへの依頼した決め手
ー 今回リブランディングしたセルキュア4T PLUS、および4T ++について、改めて特徴を教えてください。
ベレガ株式会社 二ノ宮様(以下 二ノ宮様):弊社のメインブランドである「CELL CURE(セルキュア)」は、自宅で、1台でサロンレベルのケアが叶う美顔器ブランドです。
その中でも特に人気の高い「セルキュア4TPLUS」は1台に4種の機能が搭載された本格派美顔器で、プロのヘアメイクさんや美容家さんなど、多数の著名人の方からご愛用いただいております。また、400誌以上の雑誌や美容本でも「プロが愛用する美顔器」としてご紹介していただいています。
また、新商品の「セルキュア4T++」は1台で7種の機能が搭載されたヘッドスパマシンで、本格的な頭皮ケアがご自宅で叶うアイテムです。
ー 今回はセルキュアのリブランディング全般をSMDOにご依頼いただきましたが、SMDOを知ったきっかけは何でしたか?
二ノ宮様:セルキュアのリブランディングを検討していた時期に、まずは情報収集からと考えてあるマーケティング展示会へ参加したんです。
そこで弊社のビジネス課題とマッチする制作会社として、SMDOをご紹介いただきました。



ー SMDOに依頼をしようと思った決め手とは?
二ノ宮様:まずは圧倒的なデザイン力。
他社との大きな違いは、ただオシャレなだけではない「結果の出るLP」を制作いただけるところだと思います。
結果に導くために、アートディレクターの佐野さんならではのロジカルに計算されたデザインがしっかり出てくるんです。制作することがゴールではなく、売上や集客など結果に繋げることをゴールに考えている、というご提案をいただき、社内でも制作の目的が明確になりとてもイメージが湧きました。
5社ほどご提案をお聞きしましたが、正直SMDOが断トツでしたね…(笑)!
佐野:ありがとうございます! そう言っていただけると嬉しいですね。
デザインのご依頼をいただく際に、まず考えなければいけないことは、「いかに美しいデザインに仕上げるか」ではなく、「いかにしてお客様にご満足いただけるデザインをご提案するか」。
それが「売り上げ」であったり「コンセプトや機能がしっかりとユーザーの方に伝わるか」であったり、そこはお客様によりけりですが、SMDOではお客様のご要望を細かく紐解き、分析し、ご要望をしっかりと踏まえた上で、プラスアルファを感じられるようなデザインをご提案することを心がけています。
ただ美しくておしゃれなデザインを作るという事だけでなく、お客様のご要望を踏まえ、なぜこのようなデザインになるかという理論とともにご提示させていただいております。
ー 二ノ宮様が、実際にお仕事をされた中でのSMDOの印象を教えてください。
二ノ宮様:初回打ち合わせから完成に至るまでの一つひとつのお仕事がとても丁寧で、佐野さんをはじめとするSMDOメンバーの皆さんのプロ意識が高く素晴らしいと感じました。
また、SMDOチームの皆さんはレスポンスがとても早く、困ったときもすぐにサポートいただけてとても助かりました。

下:撮影ディレクションの様子

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細胞のイラスト



展示会やポップアップショップなどでも
ビジュアルイメージを活用
ー 制作において特にこだわったポイントなどはありますか?
佐野:二ノ宮様からお伝えいただいたイメージがとても明確だったので、ご要望をいかにクオリティ高くビジュアル化するか、妥協なしでご提案させていただきました。
ウェブデザインについては、ご要望を踏まえた上で考えうるデザインの可能性を検証の上、お客様にご検討いただけるように複数案をご用意しています。
ー SMDOから一連のビジュアルイメージが上がってきた際の感想を教えてください。
二ノ宮様:新しいキービジュアルについては、展示会や百貨店のPOP UPなどオフラインのイベントにおいても様々な場面で使用させていただいております。
お客様の目を引くインパクトのあるビジュアルなので、イベントブース全体も洗練された雰囲気になり、立ち止まって見てくださるお客様が格段に増えた印象です。
社内スタッフからもお客様からも大変好評でした!
佐野:当初はLP制作のみのご依頼の想定でしたが、キービジュアルを大変ご評価いただいて様々なイベントで大きくご利用いただく結果となったことが、成果物にご満足いただけた何よりの証なのかなと感じています。

下:ルミネ新宿店 ポップアップ KV展開の様子



下:百貨店等でのKV展開の様子



ー SMDOに依頼して最も良かったと思ったポイントは、どこでしたか?
二ノ宮様:過去の経験では、デザインやスタイリッシュさを意識し過ぎると「伝えたいことが伝わらないLP」になってしまう印象でした。
SMDOの制作物は、オシャレなだけではなく「ブランディング」と「マーケティング」どちらの観点も意識した、100点満点のLPでした。本当に圧倒的なデザイン力と分析力です。
スタイリッシュさや高級感も叶えつつ、伝えたいことがしっかりと伝わる結果の出るLPを制作いただけて本当に感謝しております。
佐野:納品後のお客様からの反応は、どんなご依頼でもとても気になります。
今回は、二ノ宮様からダイレクトに「お陰様でLP変更してからオンラインの売上が先月の2.5倍くらいに伸びている」との喜びの声をお伝えいただけたので、とても嬉しかったですね!
また「想像以上のクオリティです。御社に依頼しなかったら絶対にこのクオリティに仕上がらなかった」ともおっしゃっていただいて、ありがたいお褒めの言葉をたくさん頂戴しました。
元々とても売れ行きのある素晴らしい商品でしたが、ヴィジュアルアイデンティティの力が相乗効果となり、プロダクト本来の魅力を十二分に発揮できたものだと思っています。
また、そうしたお客様からのお声が我々デザイナーにとって報酬以上の糧となりました。
下:SMDOが初回提案したLPデザインの一部





ー 佐野さんはセルキュア4T PLUSを実際に試されたのですよね?
佐野:そうなんです。私も40代に突入しましたので、本格的にエイジングケアも意識している最中でしたが、今回購入する決め手となったのが職業病でもある肩こり&ストレートネック対策でした。
お試しで1週間ほど貸していただいたのですが、頻繁に寝違えを起こしていたのが、使い始めてから寝違えがなくなったり、肩こりが楽になるのを身体で実感したために即購入を決めました! 金額以上の効果を感じられたと、贔屓目なしに思います。
ー 今後のプロダクトの展望を教えてください。
二ノ宮様:セルキュアは今回のリブランディングを機に、BtoB中心の卸事業から、百貨店展開やECサイトなどBtoCも強化する方向で展開することになりました。
また、日本国内だけでなく海外での展開も始まり、昨年米国FDA認可も取得しました。
セルキュアのメッセージにもあるように、美容の力はただ美しくなるだけではなく、人生を変える力があると信じております。
セルキュアが、世界中の人々の人生をより良くするアイテムとして沢山の方に愛される商品になることを願っています!
ー 素敵なビジョンを語ってくださり、ありがとうございました!





ブランドプロフィール
ベレガ株式会社
本社:〒530-0057 大阪市北区曽根崎2-5-10梅田パシフィックビルディング9F
設立:1999年3月4日
TEL :06-6379-5940
美容機器や化粧品などの製造・販売などを中心とした事業を展開する美容メーカー。自社の商品を使用した直営エステティティックサロンの運営や、エステティック国際ライセンスが取得できるスクール事業など様々な事業を展開。現在では、日本国内のみならず、米国FDA認可を取得し海外への展開も広がっている。

コスメブランド 担当事例

KV、写真撮影、web制作などのアートディレクションとクリエイティブ全般のデザイン

KV、撮影ディレクション、OOH、popのアートディレクションとグラフィックデザイン

アートディレクション

アートディレクション

フォトディレクション

アートディレクション、撮影

アートディレクション、コーディネート

アートディレクション、コーディネート、キービジュアル クリエイティブと商品撮影のアートディレクション、デザイン、イラスト作成



